世代に関する話

暇を持て余すことを経験していない世代はどのような世界を作っていくのでしょうか

今日、打ち合わせが終わって自宅に帰ってくる途中、小学校2、3年生くらいの子が歩きスマホのようなことをしていました。

こんな子供が歩きスマホ?と思ったのですが、よく見るとゲーム機のようです。ネットを見ながら想像するに、たぶんニンテンドー3DSだと思います。

それだけだと驚かないのですが、その子のすぐ近くで同じくらいの年の子が、自転車に跨がって同じニンテンドー3DSに熱中していたんですね。

自宅の近くに小学校があるので、この子たちは下校中か家に帰って遊びに行こうとしていたのか。

とにかくすごく普及しているんだろうな、ということは分かりました。

私がこの子達の頃はやる遊びは決まっていて、三角ベースボール、河原で戦争ごっこ、こま回しのようなことをやるか、駄菓子屋に行って時間をつぶすか、くらいしかありませんでした。

いつも暇を持て余していたように思います。

小学生の頃だけじゃないですね。中学のときも高校のときも暇な時間はたくさんありました。

部活をやっていたり塾に行っていたりはするのですが、そうではない時間にやることがないんですね。

お金があれば街に出て映画を見たりして時間をつぶせるんでしょうが、お金はありません。

若くして最新技術に触れられる世代もいいとばかりはいえなさそうです

よく歴史や経済は60年周期とか、70年周期で繰り返している、何てことを聞きます。

人間と同じで60歳の還暦で干支が一回りするから、何てことも聞いたことがあります。

日本映画の全盛期は1950年代で、テレビは1950年代の草創期から1970年の全盛期、インターネットは・・・何ていわれると、確かに周期というのはあるのかもしれません。

昨日は、どの時代に生まれたかったかは生きている最中に決められないといいましたが、IT業界に身を置く立場からすれば、インターネットの黎明期に立ち会えたことは、とてもラッキーだったと思っています。

20代の頃はまだパソコン通信の時代で、確か日経のパソコン通信の雑誌があったと記憶しているのですが、パソコンに詳しい友達がそれを購読しながら、「これからは通信の時代だよ!」と主張していたものです。

当時は、モデムがピーガーと鳴りながらデータが送られているのを見て、「そうなかぁ」と疑問でした。

いつまで経っても通信の時代は来ないな、と思っていたところ、Windows 95の発売前後からインターネットが盛り上がりを見せ始めます。

どの時代に生まれたかったかは生きている最中に決められるものではなさそうです

日本代表の活躍もあり、ワールドカップがとても盛り上がっていますね。

ニュースでこれほど長い時間取り上げられることも、今まであまりなかったように思います。

素人の私が見ていても日本の選手はすごいなと思いますし、解説をする方々の意見も「なるほど」と納得させられることばかりです。

ずいぶん昔ですが、Jリーグが開幕して日本中が注目していたとき、元サッカー選手の解説者が「もっと遅くに生まれたかった」というような発言をされていたことを思い出しました。

私の子供の頃を思い出してみても、サッカーの試合の観客はそれほど多くなかったように記憶しています。

人は生まれてくる時代や場所は選べないといいますので、こればかりはしかたありません。

サッカーの盛り上がりからこんなことを考えてしまったのは、最近少子高齢化の影響や人生100年時代のことが頭から離れないせいかもしれません。

私の親や親戚の叔父さん、叔母さんの世代は、定年60歳でちゃんと年金も出ている世代です。

受験や就職のときのことを聞いても、戦後の混乱期のせいか、受験戦争や就職難という言葉からは程遠い牧歌的な時代だったようです。

安定したパソコン環境が浸透するのはWindows 95以降ということに納得しました

昨日は就職氷河期世代の人から見た、バブル入社組の人たちのIT職場環境の捉え方が面白い、ということを書きました。

インターネットを見ていると、オフィスにパソコンが本格的に普及して行ったのはWindows 95以降という意見が多いようです。

私の場合は独立する前も後もIT関連業界にいたということもあり、このような意見を持たれる業界の方とは環境が違うと思います。

ブログに何度か書いていますが、私は手書きで卒論を書くと清書するのが面倒くさそうという理由で、当時発売されて間もないNEC PC-9801VM2とドットインパクトプリンターをローンで買いました。

買ったら買ったでゲームをする時間の方が長くなってしまったのですが、パソコンに慣れていたおかげか、ゲーム開発会社でアルバイトをする機会に恵まれました。

アルバイトをするようになると、プログラマーさんやグラフィックの方がパソコンを使うのは当然ですが、社員の方も普通にパソコンを使って仕事をされていました。

当時のプログラマーさんは、シャープのMZ-80というマイコンでプログラミングを覚えた、とおっしゃっていた記憶があります。

就職氷河期世代の方の仕事環境の変化の捉え方が分かって面白いと思いました

インターネットを見ていたら、バブル入社組の評判について書かれている記事を見つけました。

ここ数年、この「バブル入社組」についての記事をよく見かけるので、このキーワードで検索してみるとたくさんヒットします。

検索結果を眺めていて思い出しました。このキーワードは、5年ほど前に放送されていたテレビドラマの「半沢直樹」からですよね。

そもそもこのバブル入社組というのは、今50歳前後の、バブル期に大量採用された社員のことを指すようです。

私はそれよりもう少し上の世代ですが、多くの記事で指摘されている少し否定的な意見は、まるで自分のことをいわれているようで耳が痛いです。

確かに、バブル期のあと就職に苦労した氷河期世代の人たちからすると、採用試験の難関を潜り抜けた方々なわけですから、そのような意見を持たれるのは分かります。

自分でも、ある時期から若い人たちはしっかりしているな、と感じることが多くなりました。

ただ今日記事を読んでいて「へぇ、そういうものか」と感じたのは、バブル入社組にITリテラシーが低い人が多い理由として、次のようなコメントが付いていたことです。

高齢であまり外出できなくなっても外の世界と繋がりを持ち続けられると思います

私の親は携帯電話を持っていません。

高齢ですし、外出して人と付き合うことも減ったので、その必要性もないのですね。

ただ近所に買い物に出かけるとき天気を気にしたり、昔住んでいた場所や職場があった場所が今どうなっているか気にしたりします。

しかし情報を得る手段が新聞とテレビに限られているので、そのような情報を手軽に手に入れる手段がありません。

昨日のシニア層の携帯電話調査のように、70代の方がスマートフォンを持つようになれば、情報を得る手段も増え、新しいことへの興味も芽生えやすくなると思います。

これはシニアに限らず、どの世代でも同じではないでしょうか。

私が小学生や中学生の頃、夏休みのような学校のない日が続くと、遊びに行くお金もないですし昼間は面白いテレビもやっていない。漫画なんてすぐに読み終わるし勉強もしたくない。

暇なわけです。

「何か面白いことないかなー」が口ぐせだったような気がします。

それに比べて今の子供たちはどうなんでしょう。

街中でも電車の中でも、スマホの画面を食い入るように見つめていますよね。ゲームやSNSをしているのでしょうか。

私たちの時代と比べて、暇を感じることは少ないような気がします。

団塊の世代が所有する携帯電話のうちスマホの割合が高いのに驚きました

2月13日に株式会社ビデオリサーチが、シニア層の所有する携帯電話の調査結果を公開しています。

東京50km圏、直近3年間の推移を見ると、2017年調査時点で、60代後半のスマートフォンユーザーとガラケーユーザーの比率が逆転したそうです。

この結果にちょっと驚いたのですが、もう一つ驚いたのは70代前半のスマホ所有率が、2015年時点の15.6%から2017年では32.7%と倍増していること。

今この年代には、団塊の世代と呼ばれている人たちが含まれ始めています。

私の親戚の叔父さんがその世代なので、あの叔父さんがどのような仕事をして結婚して・・・という人生を、子供の目線ですが知っています。

彼らが現役の会社員だった頃は、一部の方はパソコンを使った事務作業を経験されたでしょうが、多くの方はそれをせずに済んだ世代じゃないでしょうか。

間違っていたらごめんなさい。

その世代の方が所有している携帯電話の3割以上がスマホということですよね。

あと数年すれば、ガラケーユーザーを逆転しそうです。

ポトマック川の桜のように紅葉狩りの名所も海外にできるかもしれません

昨日は温暖化の影響で、桜の咲く時期が早くなって入学式には散ってしまっていること、秋は鮮やかな紅葉があまり見られなくなったことなどを書きました。

今は10月でも暖かいですし、紅葉が色付く頃にはもうそこまで冬がやってきているような気がしますので、赤く染まる期間が短いのかもしれません。

私が子供の頃それぞれの季節に感じていた感覚と、今の子供たちが感じる感覚はずいぶん違っていると思います。

それで思い出したのですが、最近は小中学校の教室にもエアコンの設置が進んでいるようですね。

これだけ夏が暑いと、しかたのないことだと思います。

観光で来る外国の方などは、日本の夏の暑さに驚かれるようです。

猛暑日や熱帯夜のような日が続くと観光どころではないでしょう。日本を楽しんでもらいたいのに残念です。

秋の紅葉も同様に残念です。

外国の方は赤く染まる紅葉が珍しいようですから。

昔は童謡の「秋の夕日に照る山もみじ」という歌詞のように、山が紅葉で赤や黄色に染まっているイメージがあります。

外国には日本の紅葉の愛好家もいらっしゃるようで、自分の家の庭に植えられているとか。

四季のイメージも昔とずいぶん変わったようです

この三日間寒かったですね。

昨日は風も強くて自転車に乗るのが苦痛でした。

とはいっても福岡は雪が少しちらついた程度なので、このようなことをいっては雪の被害に遭われた地域の方に申し訳ないです。

ただ気温に限っていえば、昔に比べて平均的に高いと思います。

去年の夏は例年に比べて異常に暑かったですし、やはり平均気温が少しずつ上がっているのでしょう。

子供の頃の記憶では、真夏でも30度を少し越える程度だったと思います。

一方で、冬は福岡でもたびたび雪が積もっていましたし、水溜りには氷が張っていました。

保育園のときあたり一面雪景色になったことがあって、あまりに雪がきれいなので、カルピスをかけて食べたことを今でも憶えています。

近頃の福岡の子供たちは、冬といえばあたり一面の雪のイメージはないのではないでしょうか。

今では積もったとしても2、3日したら溶けてグチャグチャになるような気がします。

夏は夏で、ゲリラ豪雨なんてここ十年ちょっとですよね。

子供の頃は入道雲をよく見ていた記憶がありますし、夕立も穏やかだったように思います。

そんなことを考えていたら、四季のイメージもずいぶん変わったことに気付きました。

「一病」息災とともに「辛い仕事の経験」息災というのもあるんじゃないかと思います

私は20代、30代でゲームの仕事をしていたときは、マスターが近くなるとよく徹夜をしていましたし、日頃からストレスでお酒もたくさん飲んでいました。

当時は若かったというのもありますが、今ほど少子高齢化の問題も叫ばれておらず、医療が進歩して自分が90歳、100歳まで生きる可能性がある、なんてことは考えたこともありませんでした。

自分の年齢が50代になると、子供の頃の若いイメージしかない親戚や近所のお父さん、お母さんたちが、いつの間にか高齢者になって、病気になったり亡くなったりしています。

そのような現実を目の当たりにすると、自分の健康寿命というものも少しずつですが意識するようになりました。

私の同級生で勤続年数が長い人たちは、支店長など「長」の付く立場になっていたりして、仕事のお付き合いでお酒の席も多くなるようですし、それで実際に体を悪くしている人もいます。

私は30代で病気をしてからは、仕事がまともにできない期間が数年ありました。

その時期にそれまで経験を振り返って、自分に向いていることや向いていないことをじっくり考えることができましたので、無茶な仕事はしないようになりました。