文化に関する話

クライアントさんとコンサルタントさんの打ち合わせで営業の難しさを感じました

今日、あるクライアントさんと企画提案をされているコンサルタントの方の打ち合わせに、システム部分についてアドバイスして欲しいと要請があり参加してきました。

そのクライアントさんは、自社開発システムを売り込むためにかなり営業に回ったが、なかなか成果が出せなかったために、コンサルタントさんに戦略を見なおしてもらっていたのです。

提案内容を聞く限り、打ち出し方を大幅に変更するだけで、システム部分にはほとんど手を加えることなく行けそうでした。

私には、クライアントさんがそれまでやってきた営業もとても社会のニーズを捉えているようで、それでも上手く成果が出ないことに営業の難しさを感じました。

コンサルタントの方が提案された切り口も、これまた時流を捉えていて、確かに必要とする組織はあるだろうなと思える内容です。

私はこのような提案型の営業は苦手で、というより営業全般が苦手なのですが、両社のお話にただただ頷いて聞いているだけでした。

私もこれから自社開発のアプリを売って行かなくてはなりませんし、ニーズがあることは確信しているのですが、このようなお話をお聞きしていると自信も揺らいでしまいます。

年代によってスマホを介した社会との関わり方はずいぶん違います

昨日のスマホ特別講演会で、講師の方が紹介されるスマホアプリは私の知らないものばかりで、とても興味深く拝聴しました。

たくさん教えていただきましたが、アプリは莫大な数が存在するので、それでもほんの一部なんですね。

それに、スマートフォンは小学生からシニアまで幅広い年齢の方が利用するので、各年代に特化したものもたくさんあると思います。

先日お話したように、歩いているときもニンテンドー3DSを手放さない小学生が好むスマホアプリと、ITは苦手だけれど孫の写真を見るのが楽しみなシニアが好むスマホアプリは、かなり違うでしょう。

もちろんASK アクティブシニア交流会さんはそのようなことは分かっていらっしゃって、毎月開催されるスマホ愛好会では、講師の方を中心としてお互いに知っているアプリを紹介しあうなど、ご自分たちの嗜好に沿うような進め方をされるようです。

ただ少し気になるのは、スマホを介した社会との関わり方って、年代によってずいぶん変わってくると思うんですよね。

ティーンエイジャーであれば親との連絡で持たされたりするんでしょうが、興味の対象はゲームや動画でしょうし、社会人になれば仕事の比重が大きいと思います。退職した方であれば、また全然違うものになるのでしょう。

スマホの講演会で私は知識のないグループに属することが分かりました

先日も書きましたが、ASK アクティブシニア交流会さんのスマホ特別講演会で、「楽々談話室」のチラシの配布と簡単な紹介をしていただけるというので、会場の福岡市市民福祉プラザ・ふくふくプラザに行ってきました。

ふくふくプラザはどこにあるか知らなかったので、出かける直前に調べてみると何と大濠公園と桜の名所西公園の中間地点。天神の周辺だろうと思い込んでいたら全然違いました。

というわけで、行き帰りに久しぶりに西鉄バスを使ったのですが、西新経由天神行きの本数がすごく少なくなっていて驚きました。

私が高校を卒業して東京に出るまでは、ほとんど西新経由天神行きのバスしかないような勢いだったのですが。

時刻表を知らないと、長い時間待つことになる路線になってしまうかもしれません。地下鉄と外環状道路の影響は大きいですね。

肝心の講演会ですが、講師の方は30歳とのこと。スマートフォンを販売する仕事もされていらっしゃるようです。

スマホの知識は膨大で、たくさんのアプリを紹介して行かれます。

生活そのものがスマホみたいな方で、腕時計もアプリが動作するもの。改札を通過するときはそのままかざせばいいが、○○を通過するときは逆にあるので腕をひねって・・・など、日常のエピソードが次々に出てきます。

パソコンキーボードを押すのとミキサーのつまみを動かすのはどこか似ていると思います

昨日は秋に発売されるKDDIの携帯電話「INFOBAR xv」の話題から、私はガラケーの物理キーボードやストロークの深いデスクトップパソコンのキーボードが好きだというお話をしました。

話はわき道にそれますが、私は20代の終わりに音楽制作にのめり込んでいた時期がありました。

ちょうどアマチュアでも手の届く価格で、ADATなどの高品位なレコーディング機材がどんどん発売されていた頃です。

本格的な8バスのインラインミキサーも数社から発売されていました。

私もボーナスをつぎ込んだりローンを組んだりして、Soundcraftの32チャンネルミキサーやADATを買い込んだ一人です。

以前より、つまみやフェーダーがズラリと並んだSSLやNeveのコンソールに憧れていたので、飛びついてしまったわけです。

ミキサーが来てからは、もう興奮してずっとつまみやフェーダーを触っていました。

その後、私が独立してしばらく経つと、時代はデジタルミキサーの時代になって行きました。

INFOBARはガラケーの物理キーボードもデザインもいいなーと思います

昔話題になったKDDIの携帯電話「INFOBAR」の新機種が秋に発売されるそうですね。

実は私はガラケーなので、これ欲しいなーと思うのですが、どうも値段が高そうです。

iOSアプリを使うときはiPod touchやiPadがありますし、AndroidタブレットもWindows 10タブレットも持っていますので、電話するだけならドコモの安いプランで十分なんですね。

でもこの「INFOBAR xv」いいなー。

そもそも私はガラケーの物理キーボードが好きなんですが、みなさんどうなんですかね?

ゲーム開発会社に勤めていたとき、パソコンのキーボードにこだわるプログラマーさんが数人いて、「カコカコ」と小気味いい音のする結構いい値段のものを使っていました。

私はそこまでのこだわりはありませんが、やっぱりストロークの深いデスクトップパソコンのキーボードが好きです。

Windows 10タブレットで大きなアップデートが始まると動作がもっさりするので、ソフトキーボードで速くタイピングしても追従しないことがあります。

つまり感覚と機能性で、どうもスマホのタッチスクリーンというかソフトキーボードがいまひとつなんです。自分でも古い人間だと思います・・・。

自分はどの程度の規模の会社に向いているのか働いてみなければ分からないと思います

昨日は近所で買い物をするスーパーで、天候不順のときなどに不足しがちな食品について、大手のイオングループの底力を感じたというお話をしました。

しかしそのような特別な時期でない限り、普段買うものに関しては地方のスーパーとそう変わりません。

地方のスーパーの方が地元の大きな野菜であったり、お刺身の量が多かったりと、こちらの方を選ぶ理由も多いです。

また地方のスーパーは、同じグループでもお店によってカラーが違っていたりします。

私の住んでいる地区にも同じグループの地方スーパーがあるのですが、特に生鮮食品の品揃えが違います。

大手スーパーは商品の納入業者が統一されているのだと思います。

そういう意味では、地方のスーパーの方が店長の裁量権が大きいのだと思いますし、店長以外のスタッフも個人の判断に任せられる範囲が大きいのではないかと思います。

これはどの業界でも同じですよね。

私も独立してかなり経っていたのですが、ある下請け会社のチームを率いて、業界大手の会社に泊りがけで作業をしに行ったことがあります。

私のクライアントさんの部署以外にもいくつかの部署があったようで、食堂ではあまり面識のなさそうな社員の方同士が、かしこまって会話されているのを見かけました。

大手と地方のスーパーには普段気付かない違いがありました

昨日、近所のマックスバリュで買い物をしたときの話を書きましたが、私の近所のスーパーは、マックスバリュかその親会社のイオンばかりになりました。

地下鉄七隈線の野芥駅にあるイオンも、それより少し北にあるイオンのショッピングセンターも、昔はダイエーだったので、イオングループばかりになるはずです。

福岡が拠点のスーパーもありますが、そちらはお刺身もちょっと量が多かったり、焼き魚や魚の煮付けが家庭的な感じがするので、よく利用します。

基本的にはそちらのスーパーの方が品物が安かったり、生鮮食品などの量が少し多かったりします。

一方で、イオングループのスーパーには価格の安いプライベートブランドがあったり、お惣菜の種類が豊富だったりするので、利用する頻度は福岡のスーパーとイオングループのスーパーは同じくらいです。

ただ、これは大手にはかなわないと感じたことが二つあって、その一つは製氷機です。

イオングループには必ず製氷機が設置してあって、夏に生鮮食品を買ったときは重宝します。

もちろん福岡が拠点のスーパーにも、氷の入ったクーラーボックスは置いてあるのですが、酷暑の日の夕方にはなくなっていることも多いです。

街が発展すれば外国の方が多く住むようになるのでしょうか

先日から、福岡の街でも欧米の方をよく見かけるようになったというお話をしていますが、今日たまたま近所のスーパーのマックスバリュで買い物をしていたら、中国語を話す二人組みの方を見かけました。

普段着のようでしたので、近くにお住まいの方ではないかと思います。

私の住んでいるところは福岡市といっても西の外れ。田舎というほどでもないのですが、街ではありません。

以前、ある会社に出向のような形で出勤していたとき、たまに休み時間に話をする社員の方がいました。

その方が今の部署に転勤になる際、家族で最初に引越し先に選んだのが、私の住んでいる地域だったと話されていました。

そんな人は珍しいので理由を聞いてみると、何でも家賃が安くて、交通もそれほど不便ではないぎりぎりに地域という条件で選んだそうです。

そのときは妙に納得しました。

私は小学校に入学する頃から住んでいるのですが、このような場所にもついに外国の方が住むようになったのかと思うと、感慨深いものがあります。

そういえば4、5日前の新聞に、九州大学伊都キャンパスに今年オープンする中央図館書が、年間1億円の命名権者を募集、という記事がありました。

福岡は九州をめぐる拠点として外国の方を呼び込んで行くといいのかもしれません

福岡や佐賀は昔からアジアと深い関係があって、有田焼のような有名な窯元や博多名物の明太子など、大陸をルーツとするものはまわりにたくさんあります。

中国や韓国の影響はとても大きいと思うのですが、国際色豊かという感覚はありません。

福岡の人の性格が「あけっぴろげ」といわれているのは、昔からアジアの人を受け入れるのが当たり前だったので、最初から国際色豊かだという状況に気付いていないだけなのかもしれません。

これが長崎まで行くと、大浦天主堂のようなキリシタンの方たちの教会や、新地中華街のような異国情緒溢れる地域に変わります。

福岡にも大友宗麟や黒田如水のようなキリシタン大名がいたのですが、そのような名残のある地域は思い付きません。

そういえば数年前に知ったのですが、私が小学校の頃、毎年遠足で登っていた油山観音の正覚寺を開いた清賀上人という方は、何とインドのお坊さんだそうです。

異国に触れる機会はあったのでしょうが、やはり長崎の出島のような西洋との窓口のような施設がなければ、異国色の強い文化は定着しないのかもしれません。

しかし現代であれば、観光で世界に知られるようになるというのはあると思います。

福岡の街も最近は欧米の方が増えてきたように感じます

今日は打ち合わせに行くために地下鉄に乗っていたら、終点の南天神駅近くで、男性が急に私の隣の空いている席にリュックサックを置いて、私の目の前で片膝をつく格好で靴紐を結び始めました。

それまで眠くてウツラウツラしていたのですが、エッ?!と驚いて目が覚めて、でもあまりにその人が近くて直視できないでいると、電車がホームに着いてみんな降りて行きました。

私もみんなについて降りて後姿を確認してみると、その方は3、4人組の白人の方でした。

やっと冷静になって考えてみると、確かに日本人は人が座っている目の前で靴紐は結ばないなと思って、びっくりした理由が分かりました。それに地下鉄七隈線は比較的田舎を走る路線なので、利用するのは日本人ばかりという思い込みがありますし。

子供の頃から接してきた日本人の行動と、妙に違っていたからなんですね。

自分では全然ムッとした感覚ではなくて、それどころかヘェーっと新鮮に面白く感じました。

それから今度は打ち合わせが終わって、天神地下街にあるセブン銀行のATMで順番待ちをしていたときのことです。

前の方が終わったのでATMの前に立ったら、中国語の案内画面から日本語の初期画面に戻る最中でした。

それにもまた驚いてしまいました。