時代の変化

唯識仏教や易経に興味を持ったのはITとは対極の世界を欲したからかもしれません

インターネットでKotlinのことを調べていたら、Androidアプリの開発だけではなく、バックエンドやサーバサイドにも使われてはじめているという記事をいくつか見かけました。

その中には「今注目すべきフレームワークは?」というような記事もあり、フロントエンドにはReact、Vue、Angularなどが挙げられていました。

私はWebフレームワークのことを調べなくなって何年も経っているので分からないことばかりなのですが、中にはJQueryは最適な選択肢ではないかもしれないとする記事もありました。

ああ、そうなんですか。

一時期は、JavaScriptライブラリといえばJQueryが真っ先に挙げられていたと記憶していますし、それもほんの数年前だった気がします。

私はほとんど使ったことがないのですが、一緒にWebサイトを作っていた人がJQueryをよく知っていたので覚えているんですね。

なぜこんなことを書いているかというと、今日竹村牧男著「「成唯識論」を読む」(春秋社)という本を読んでいて、それと比べてしまったからなんです。

「成唯識論」は1500年ほど前に書かれたもので、とても長い原典のほぼすべての内容を竹村さんが解説しています。

ヒカシューの「20世紀の終りに」を聴いていた当時21世紀の世界を想像できませんでした

深夜にインターネットで学生の頃流行った音楽を聴いていたら、急にヒカシューのことを思い出して「20世紀の終りに」を聴きたくなりました。

巻上公一さんの歌舞伎の喋り方のような歌声。懐かしい・・・。調べてみると1979年の曲なんですね。

確かにこの頃あたりから、世間も徐々に21世紀のことを意識し始めていたような気がします。

シブがき隊も「じたばたするなよ 世紀末が来るぜ」と歌っていました。この曲は1982年とのこと。

今思い出しましたが、高校のときの体育の先生が何の話だったか「君たちが21世紀を迎える頃は、男として油の乗り切った年齢だから・・・」みたいなことをおっしゃっていました。

当時はまだ先の話だなー、なんて思っていたのですが、来年は2020年。2000年に生まれた人が二十歳になってしまいます。

子供の頃は、21世紀になるとSF映画のような世界になっていると想像していたのですが、実際には何も変わりませんでした。

それどころか昭和の生活と変わらないじゃないか、と思ったものです。

しかし21世紀になってから20年近く経ってみると、少しずつSFのような話も聞くようになりました。

インターネットのある現代、若い人の流行は多様性に富んでいるのでしょうか

今日帰省している同級生と天神で飲んだのですが、天神のあまりの人混みの多さに驚いてしまいました。

こんなに混んでいるのを見たのは初めてじゃないかと思います。

デパートなどの初売り目当てなのでしょうか。なぜこんなに混んでいたのか分かりません。若い人が多かったので何か理由があるのだと思います。

子供の頃、親やおじいちゃんおばあちゃんに対して「なぜこんなに流行っていることを知らないんだろう?」と不思議に思っていたのですが、自分がそういわれる立場になってしまったのでしょう。

考えてみれば、私は今ヒットしている音楽も漫画もゲームも知りません。

テレビやインターネットを見ているときも、興味の対象が違うために、頭の中に情報が入ってこないのかもしれません。

しかし私が学生の頃までは、どの世代も情報を得るにはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌ぐらいしかありませんでした。今はインターネットがありますよね。

例えば「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの映像を送ってきたとき、その情報サイトに外国の人たちからのコメントが付いていたりしますよね。

ハローキティ新幹線がお披露目されたときも、その情報サイトにたくさんコメントが付いていました。

お正月といっても特別な感じがしなくなったのは高齢化が影響しているのかもしれません

今日近所のスーパーやディスカウントストアに、しめ飾りや鏡餅などお正月に必要なものを買いに行ったら、どちらのお店も元日は営業するとのこと。

途中にあるガソリンスタンドには正月三が日お休みという看板が立っています。

私が子供の頃は、お正月はお店が開いていないので、それに備えるために各家庭で本来の意味のおせち料理を作っていたと思います。

私の両親は共働きでしたので、お正月くらいはゆっくりしたいと旅館に泊まりに行くか、親の実家に顔を出すかしていた記憶があります。

なのでお正月は自家用車で移動するわけですね。

当時はうちと同じような家族は多かったんじゃないかと思います。

ですので三が日もガソリンスタンドは開いていて、ガソリンを入れていたと思うんですよね。

近所のガソリンスタンドが特別なのでしょうか。

ただ、しめ飾りや鏡餅などは去年のこの時期残り少なかったと思うのですが、今年は結構売れ残っていました。

お正月といっても特別なことはしなくなりつつあるのかもしれません。

毎年年末のこの時刻になると、団地の夜警班の方々が拍子木を打ちながら団地をまわります。先ほどもうちの前を通りました。

ネットやサーバーの進化とお客さんのご要望が噛み合っていないことも多いです

先日クライアントさんから、メールマガジンの添付ファイルが送信できないというお問い合わせをいただきました。

お話をうかがってみると、Googleスプレッドシートで作った会員申込書を添付しようとされたらしい。

こちらのメルマガは、Google Apps ScriptのsendEmailメソッドにattachmentsオプションを使って添付ファイルを送るようにしています。

Googleスプレッドシートのデータはファイルではないので無理だろうなとは思ったのですが、こちらのクライアントのお客さんはITが苦手な方が多いようですので、Googleスプレッドシートで一旦PDFに変換してそれを添付された方がいいですよ、とお伝えしました。

この会員申込書の文面は、印刷してクライアントさん宛にFAXするようになっているのでなおさらです。

いつも質問してくるのは、クライアントさんのもとで事務作業をされている方なんですが、この前はメールに写真を貼れないかというご質問でした。

その事務員さんにHTMLメールというのを作るとできますよとお伝えしたら、そこまでは必要ないとクライアントさんに伝えます、とおっしゃっていました。

CD-Rを使ったサービスを廃止することになって時代の変化を思いました

弊社のWindows用楽譜作成ソフト「Score Magazine」には、無料でダウンロードできる試用版と同じものをCD-Rに焼いて郵送でお届けするサービスがあったのですが、利用者がほとんどいないので廃止しました。

何年も前にお客様用にCD-Rを大量に買ったのですが、それがまだなくならないので、今いくらで売っているのか分かりません。多分DVD-Rの方が割安になったりしているんじゃないでしょうか。

ごくまれに注文が入るとWindows 7パソコンのCD-Rライターを起動して焼いています。この体制がいつまで続けられるか心配でもあったんですね。

Score Magazineが一番売れていた時期には、たくさんCD-Rに焼いて営業や宣伝に使っていました。

あれほどメディアが安くて多くの機器で読めていたのはオーディオCDのおかげなのでしょう。

しかしいつの頃からかWindowsやAdobeの製品がDVDで供給されるようになったとき、「ああ、もうそういう時代か」と思ったものです。ほとんどのパソコンでDVDが読めるということですから。

それが今やメディアでソフトを供給すること自体、もうほとんど行われていないんじゃないでしょうか。

IT社会は人と同じことをしないとエラーになることを改めて痛感しました

今日dポイントカードというものが送られてきました。

NTTドコモのカードで、ショッピングで使えるポイントがほぼ1万ポイント溜まっているらしい。

私はドコモの携帯なのでポイントがいつの間にか溜まっていたようです。1万ポイント、つまり1万円分使えるようです。

買いたいものがあったので「ラッキ〜」と思って、さっそくカードを使えるようにするための利用者情報登録なるものをやってみました。

指定されたWebサイトで登録を終わらせてログインしてみると、「あなたのポイントは0ポイント」と表示されています。

あれっ?と思ってカスタマーセンターに電話してみると、このカードはドコモ契約者じゃなくても登録できるらしく、私は携帯に紐付けしなかったので、非ドコモ契約者として登録されてしまったようです。

送られてきた案内をよく見てみると、スマホでQRコードからアクセスして登録する手順が書いてあります。

いわれてみれば当たり前ですよね。私のようにパソコンからGmailで登録する人なんてほぼいないのでしょう。変なことしてスミマセン・・・。

仕事で必要な小物がどれも安くてちょっとしたパラダイムシフトを感じています

ここ二日ほど小型PCのLIVA Zのことを書きましたが、昨日LIVA ZのHDMI信号をVGAに変換するアダプタケーブルを買いました。

Raspberry Piのときも書きましたが、HDMIケーブルでつなぐテレビは仕事机から少し離れた所に置いているので、パソコンキーボードやマウスを使って作業するときいつも苦労しています。

Raspberry PiはSSH接続して使えばいいのですが、LIVA Zはそういうわけには行きません。

変換アダプタは千円くらいなので、仕事机の前にあるパソコンディスプレイで使うためAmazonでポチッとやりました。

ただ最近、必要だし安いからと思ってかなり多くの買い物をしています。

Raspberry Piだけでもマイク、小型スピーカー、microSDカード数枚。それにこれ以上パソコンキーボードとマウスを増やしたくないので、USB延長ケーブルを数本買ってディスクトップパソコンとRaspberry Piに常時接続しておき、キーボードとマウスをサクッと差し替えています。

一昨日書いたLIVA Zの回復ドライブを作るためにUSBメモリを買いましたし、先日やったGoogle勉強会のときにUSB関連のアダプタをいくつか買いました。

IT関連でも昔なかったタイプの仕事が増えているように感じています

打ち合わせをした会社の方が、「打ち合わせ内容とは関係のないけれども、この間取った見積もりをちょっと見てもらえないか」とおっしゃるので拝見しました。

企業ホームページとは違う目的のWebサイトを作りたくて二社に依頼したところ、どちらからも100万円近い見積もりが来てビックリしたとのこと。

詳細を見るとCMSをカスタマイズしたり、かなりの量のページのライティングをしたり、集客の仕組みを作成しそれをレクチャーしたりと、制作から運営の補助まで一通り網羅した内容です。

クライアントさんには、「制作する内容や期間からいって、この見積もりはおかしくないと思います」とお伝えしました。

ただ問題はクライアントさんはITに詳しくない個人事業主なので、だいたいの相場が分からなかったことにあると思います。

見積もりを依頼された会社の担当の方がクライアントさんとじっくり話し合っていれば、もう少し見積もりの内容は違っていたと思いますが、このような方法でうまく回っている制作会社さんでしょうから、今回のように受注が成立しなくても問題ないのでしょう。

今後も企業のWebサイトがどのような技術で作られて行くのか見ていたいと思います

昨日はレスポンシブWebデザインが普及する前の時代を思い出したことを書きました。

以前ホームページを作った会社の方から追加ページの制作依頼が来て、参考ページとして指定されていたWebサイトを見るとレスポンシブWebデザインではなかったことから、昔の記憶がよみがえってきたんですね。

実は弊社の楽譜作成ソフトScore Magazineのホームページ(http://mappli.net/scoremag/)はレスポンシブWebデザインではありません。

現在はCMSで作っていますが、2001年にバージョン0.9のリリースをお知らせするページが残っていて、このときはホームページ・ビルダーで作りました。

しばらくするとXOOPSというCMSの名前を聞くようになって、本を買っていくつかホームページを作りました。

そのうちTableタグではなくCSSでデザインしようという風潮になって、手打ちで作るようになりましたし、動画だけでなくボタンもFlashで作ったりするようになりました。