時代の変化

小学生の生活にもスマホの世界の影響がとても大きくなっているようです

日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)というNPO法人が、2017年に調査した小学生の「将来なりたい職業」ランキングで、「ユーチューバー」が初めてトップ10内に入った(男子6位)ということを知りました。

以前より、中高生のなりたい職業の上位に、ユーチューバーが入っているということは聞いていたのですが、小学生が憧れているということは、彼らにとってもスマートフォンは生活の一部になっているのでしょう。

彼らに輝いて見えているからには、生活の中でよく見聞きしているわけで、親の会話の中によく出てきたり、日常的に触れるメディアで露出度が高かったり、友達の中で話題になったりしているんだと思います。

私が小学生のときの憧れの職業は、プロ野球選手、お医者さん、科学者、パイロット、・・・のような感じだったと記憶しています。

今の小学生の10位までを見ると、サッカー選手やゲーム制作者のような職業が入ってはいますが、私たちの時代のものも同じように上位にいるのでそう違和感はありません。

しかしそんな中で、ユーチューバーだけは異質に感じます。

シニアの中にもスマホが生活に欠かせないと感じている方が増えているようです

先月のニュースですが、インプレス総合研究所がまとめた動画配信ビジネスの調査報告書によると、10代男性がよく視聴する映像・動画で、YouTubeなどの「動画共有サービス」が59.0%となり、「リアルタイムのTV番組」の52.6%を上回ったそうです。

これすごいですね。

私が10代の頃は、居間にいるときはいつもテレビがついていましたし、大学生になって一人暮らしを始めたときも、家に帰ればとりあえずテレビをつけていました。

小学生のときなど「8時だョ!全員集合」のような、ほとんどの同級生が見ている番組がありましたので、学校に行って「昨日○○見た?」といえば、だいたい話は通じました。

今は電車の中だけでなく、歩きながらスマートフォンに夢中な若い人をよく見かけますので、このような結果を見ると、やっぱりそうなっていたかと納得してしまいます。

以前、池上彰さんや林修さんのテレビ番組が増えたのは、このような人たちを望む年代の視聴者がテレビを見ているため、というような記事を読んだことがありますが、それを裏付けるような結果です。

私はアイドルの話題について行けなくなってずいぶん経ちますが、それに加えてインスタグラマーやユーチューバーの話題にもついて行けなくなるのでしょう。

今ある情報の中で生活しているという意味では、親の世代も私たちも変わりません

最近、少子高齢化の影響を予測した本やサイトのことを書いているせいか、昨日軒先に置いていた燃えないゴミが、野生の犬か猫に凄まじく食い荒らされていたことに、自分が高齢者になったときの生活が思いやられました。

私の親が今の私の年齢の頃は、少子高齢化社会になったときのことなんて想像すらしていなかったと思います。

親の世代がローンでマイホームを買った時期は、高度経済成長期が終わるか終わらないかくらいじゃないでしょうか。

今のような世の中が来るとは思っていないでしょうから、自分たちがローンを組める範囲で、単に気に入った場所を探したと思います。

私の親が買ったのも、当時は田んぼと原っぱしかない福岡市の外れにできた新興住宅地で、安い割りに庭が広いので買ったようなところだと思います。

幸い歩いて10分から20分くらいのところにスーパーが数件あるので助かっていますが、それでもお米やウーロン茶のペットボトルを買ったりすると配達してもらいます。

山の斜面に建っている住宅地にマイホームを買った親の兄弟もいます。

駅に行くにも買い物に行くにも不便なためか、80代の今でもマイカーを手放していないようです。

燃えるゴミが食い荒らされているのを見て少子高齢化が心配になりました

今日、燃えるゴミを外に出しに行こうと庭に出たら、ゴミ袋が食い荒らされていました。

福岡市は燃えるゴミを夜中に収集するので、日が暮れてから外に出しに行きます。

東京に住んでいたときは朝、外に出しに行くので、カラスがゴミ袋を漁って、そこら中にゴミが散乱している光景をよく目にしました。

この制度は福岡に住んでいて快適なことの一つです。

いつもはゴミ袋を外に出しに行くまで、居間の窓の下に置いているのですが、雨戸を開けたままにしているので、犬や猫が警戒して近寄りません。

最近暑い日が続いて夜遅くまで網戸にしていたのですが、今日は久しぶりに涼しかったので、家族が無意識に雨戸まで閉めてしまったんですね。

テレビを見ながら夕食を食べていると、カタンと音がしたので変だとは思ったのです。

凄まじい食い荒らされ方を見ると、あらためて野性の力はすごいなと感心しました。

このところこのブログで、少子高齢化の影響を予測している本について書いていますが、それらに示されているように、人口が減って高齢者ばかりになったら、警察や消防といった行政は十分機能しなくなるのでしょう。

今後7、80代の現役ビジネスマンの方の発言が増えるのを期待しています

昨日は、郡山史郎さんの「定年前後の「やってはいけない」」という本を買ったことを書きました。

本の内容は、少子高齢化や人生100年時代が到来して、世の中の環境が急激に変化している中で、著者なりの対応策のヒントを示されたものだと思います。

その点では、楠木新さんのベストセラー「定年後」(中公新書)や、昨日ご紹介した河合雅司さんの「未来の年表2」のような本も同じではないでしょうか。

郡山さんの主張は、「はじめに」に書かれているように(以下、抜粋です)「「定年後=隠居」と考え、仕事せずに暮らしていくための「老後に必要なお金」を計算するよりも、少しでも働いて日々の生活費を稼ぎ、これから先の人生に楽しみを見出していくほうが、ずっと幸せになれる、というのが私の考えだ。」というところだと思います。

詳しい内容は本をご覧いただければと思いますが、私がこの本に注目したいのは、83歳の現役ビジネスマンの方が書かれているということなんですね。

本の「おわりに」にも「これは私の体験の基づく真実でもあります。」とあります。

少子高齢化などの影響の情報より当事者の言葉を聞いてみたいです

昨日本屋に立ち寄った話をしましたが、その際、郡山史郎著「定年前後の「やってはいけない」」(青春新書インテリジェンス)という本を買いました。

以前ブログで、ITmedia エグゼクティブというサイトに連載されていた「キャリアプラン 90歳までの現役計画」について書きましたが、それを執筆された方です。

最初は新書のコーナーを眺めていて、ベストセラー「未来の年表」の続編である、河合雅司著「未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること」(講談社現代新書)が並んでいたので、パラパラと内容を確認していました。

前著に比べ、より身近なレベルで具体的なことが書いてあるようです。

目次を見ただけでも、少子高齢化の深刻な影響が並んでいます。

AIが普及すると仕事がなくなるというテーマの本もそうですが、このような本が出るたびに「どうすりゃええねん」とどんよりした気分になります。どうするかは自分で考えなければならないんですよね。

目次「第2部 今からあなたにできること」の「働けるうちは働く」、「 1人で2つ以上の仕事をこなす」・・・を見て、そうだよなぁと最近考えていたことを思い返すばかりです。

そんな中、最初に書いた郡山さんの新刊を見つけたんですね。

70代で日常生活をブログに書くのは若い人たちにとって有益なことかもしれません

昨日は、自民党の「人生100年時代戦略本部」が提言している内容は、すでに民間のシニアの方々が実践されているのではないか、ということを書きました。

私も会員として所属しているASK アクティブシニア交流会さんは、毎月開催されているビジネス研究会で、シニアの方々が取り組めそうなビジネスのネタを探してきて、意見交換をされています。

会員の平均年齢は70代とのことですが、これなんて「人生100年時代戦略本部」の提言の一つ、「定年のない「エイジフリー社会」」を実現されてますよね。

全国には、このように積極的に活動されているシニアのグループがたくさんあるのではないかと思います。

ただインターネットには、このようなシニアの方々の日常生活を垣間見ることのできる情報は、まだまだ少ないように感じます。

シニアの方で、ビジネスを含む日々の活動をブログで発信されている方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

書かれているのはせいぜい60代くらいの方ですかね。

その年代の方が4~50代のときがブログの黎明期でしょうから、今70代の方はやられていないのではないでしょうか。

シニアの方々の方が政府の政策を先取りされているのかもしれません

自民党に小泉進次郎氏が事務局長を務める「人生100年時代戦略本部」というのがあるんですね。

そこで発表された政策が新聞で報道されていたと聞いて、初めてその存在を知りました。

自民党のWEBサイトに「「2024年問題」:人生100年時代を生きる将来世代の未来を見据えて - 「選択する社会保障」 -(提言)」というPDFファイルがありました。

そこには、「高齢者」といった年齢を前提とした定義・名称の在り方を見直していくことが求められている・・・、定年のない「エイジフリー社会」を構築することが喫緊の課題・・・、というようなことが書かれています。

それって、社会の仕組みを政府主導で変えて行くってことですよね。

厚生労働省が人口動態統計の年間推計を発表していますが、出生数が死亡数を下回る「自然減」が2016年で33万人、2017年で40万人、ということですから、こんなに急激に減って行けば、社会の仕組みを強制的に変えなければ国民生活が成り立たなくなるということなのでしょう。

PCがメーカーの縛りから比較的自由なところに魅力を感じます

先日より、総務省の調査でインターネットを利用する人がPCを上回ったという話題について書いています。

GoogleのChromebookなんて、考えてみたらキーボードの付いた大きなAndroidのように感じますが(使ったことがないので感覚だけでスミマセン)、これを使えば日常の業務のほとんどがこなせるなと思ってしまいます。

Windowsパソコンじゃないとダメなことは、どんどん減っているようです。

しかし以前にも書きましたが、私がスマホで困ったことだなと思っているのは、機種が古くなると最新のOSをインストールできなくなることです。

そうなれば日頃使っているアプリが、持っている機種のOSに対応しなくなって、使えなくなるという事態が起きてきます。

どこかで新しい機種に買い換えるということが必要になるわけです。

もちろんWindowsパソコンだって、MicrosoftのOSのサポート期間が切れると買い換えなければなりませんが、それでもOSだけをアップグレードすればよかったりします。

パソコン本体が古くて新しいWindowsの動作が重ければ、OSをLinuxに替えるという手もあります。利用に支障をきたさなければですが。

スマホとPCの境界もあいまいになってきているのかもしれません

昨日は総務省が発表した2017年通信利用動向調査で、スマートフォンでインターネットを利用する人がPCを上回ったことについて書きました。

私も仕事が終わって寝るまでの間に、インターネットでネットサーフィンをしたりEvernoteなどを利用したりするときは、iPadを使います。

ブログのようにまとまった文章を書いたり画像を編集したりするとき以外は、パソコンじゃなくてもいいように思います。

裏を返せば、そのような作業のときはまだまだパソコンが手放せません。

以前団地の自治会の資料を作られている方が、パソコンの調子が悪いとのことで見に行ったことがあるのですが、そのとき作業されていたのはExcelにイラストなどを挿入した複雑なファイルでした。

このような編集作業は、とてもスマホでは無理だと思います。

しかし昨日書いたように、大きなマーケットには競争があります。

そのうちスマホでも、ExcelのようなOfficeソフトで快適に作業できるような環境が、当たり前になるのではないでしょうか。

そういえば、今日たまたまGoogleのChromebookのことを調べていました。