時代の変化

定年退職という言葉は時代に合っていないように思います

先日、今年定年を迎えた知人に会ったのですが、就職活動をしているという話をしていました。

その方は見た目も若くてとても60歳には見えません。

洋楽や映画などのカルチャーが好きで、考え方も若いんですね。

私には定年はないのですが、会社員であれば定年を考える歳になりました。

私の知っている経営者の方々は、60代の方も何人かいらっしゃいます。

アクティブシニア交流会の会員さんを見ていても、70代はまだまだ元気です。

今の方は若いので、60歳で定年というのは少し早いのではないかと思います。

以前も書きましたが「LIFE SHIFT」という本で指摘されているように、そのうち人生100年の時代が来るのでしょう。

定年後の人生は長いです。

私は読んでいませんが、「定年後」という本がベストセラーになっているようですね。

同じように考えている方が多いということなのだと思います。

2025年には団塊の世代も後期高齢者になります。

私の親の兄弟で一番年下の叔父さんは団塊の世代ですが、今でも元気に仕事をしています。

当時の日本は「産めよ増やせよ」という言葉があるくらい、兄弟が多いのが普通だったようですね。

自分たちの今後の方向性がある程度明確になってきたように感じています

世の中は資本主義ですので、自社に利益を導くために、企業は常に新しいコンセプトの商品を発表したり、消費者の新しいセグメントを作り出したりします。

ビットコインで仮想通貨が話題になったら、すぐに新しい仮想通貨が生まれます。

あらゆるものが細分化され、自分の生活パターンは変わっていないはずなのに、いつの間にか流行しているものも分からなくなってしまいます。

私たち一人ひとりの時間は限られていますから、それでも流行を追いかけようとする人のために、検索エンジンや人工知能による検索などが発達するのですね。

ネットサーフィンをしていると、次から次に刺激的な情報に接するので、有意義な時間を過ごした気になるのですが、あとには何も残っていないことも多い気がします。

昨日お話したように、脳が「情報オーバーロード」の状態になっているのでしょう。

ここ数年、マインドフルネスのようなことが流行しているのは、脳を休息させる必要性が生まれてきたということなのだと思います。

弊社は最近、スマホのネイティブアプリばかり作っていますが、そうなったのもここ数年です。

WEBブラウザで、ゲームがネイティブアプリのように動くWebAssemblyのような技術が一般的になれば、今後どうなるか分かりません。

情報の断捨離を意識しなければならないと思っています

「情報オーバーロード」という言葉があるようですね。

あまりにも多い情報のために、意思決定などに支障をきたす状態。「第三の波」などの著作で有名なアルビン・トフラーが「未来の衝撃」という本で一般化させた概念だそうです。

昨日お話した勉強会もそうですが、次々に出てくる新しい技術に興奮して、これは自分の仕事に関係があるとか役に立ちそうだとか考えて、情報を追いかけてばかりいると、本当にやらなければいけないことが疎かになってしまいそうです。

実際に、学生の頃から同じようなことで失敗してきたことは、たくさんあります。

しかも今は、インターネットという環境がそれを助長します。

私にはアプリのプログラミングは無理ですが、どうしても必要になったとき、表計算ソフトなどの簡単なスクリプトは組むことがあります。

インターネットが普及していない時代は、構文を調べるためにプログラミング言語の解説書が必要だったのですが、インターネットが普及してからは、ほとんど検索すれば済むようになりました。

インターネットって便利だなぁとつくづく感心するのですが、その反面、あまり関係のないことまでつい調べてしまったり、Yahoo!のようなポータルサイトをのぞいてしまったりするんですね。

ASKさんの研究会などで感じる自分の立ち位置の重要性

ASKさんのホームページで研究会や交流会の情報を発信していると、たまに最先端のITに関する講演を見かけます。

以前は、ビットコインに代表される仮想通貨について、仮想通貨研究会の講師の方が講演されました。

今月の交流会では、ASKの会員さんで外資系IT企業に勤めていらっしゃった方が、高度成長期時代のオフコンの話から、最近のIoTやAI、人生100年のLIFE SHIFT時代の生き方まで、幅広い話題をお話されました。

昔はITといえば、パソコンであり、MS-DOSであり、ワープロソフトであり、モノというか製品でした。

当時の勉強会は、ワープロソフトとかオフィスソフトの使い方のような、ソフトの使い方を学ぶために開かれていた印象があります。

今はITといえば、インターネット、クラウド、IoTやAIと進み、概念を指すようになってきていると思います。

勉強会では、オフィスのペーパーレス化や在宅勤務の方法とか、AIがシンギュラー・ポイントを超えたらどうなるかとか・・・。

モノや製品の使い方を学ぶのではなく、ライフスタイルのような思想の話に変化しています。

昔はExcelを覚えなければ業務に差し支えるというような、勉強会に参加する動機は限られていたように思います。

OSのインストールという作業に振り回されてきたなと思います

ソフトの動作チェックなどの目的で、OSをインストールする話を書いていますが、先日書いた家具の話を思い出して、作業の違いに軽くショックを受けました。

新しく発売されるOSはいち早く手に入れて、Score Magazineを動作チェックするようにしています。

動くかどうかのお問い合わせも増えますし、ソフトの「動作環境」欄に「動作確認済み」と記載しなければなりません。

しかし、業務で使っているソフトの対応状況もありますので、最新のOSを業務に使うことはありません。

私の場合は、自作パソコンでハードディスクの差し替えが簡単なので、新しいハードディスクにOSをインストールすることが多いです。

昨日書いたWindows 8のインストールもそうですが、私は今までインストール大会を何度もやってきました。

ソフトの動作チェックの目的以外でも、例えば映像編集の仕事をしたときは、事務所のパソコンが非力で、作業にならないくらい動作が重いので、一つ前のOSにインストールしなおしたこともあります。

それこそ膨大な時間をインストール作業にあててきました。

インストール作業に慣れることや、異音を聞き分けられるくらいハードディスクをたくさん使ってきたことなどは、将来何かの役に立つでしょうか。

Windows 8を復元していたら昔懐かしいインストール大会を思い出しました

Windows 8.1はMicrosoftのサポート終了が近いようであればもう不要かな、と思って調べてみると、2023年までと書いてあります。

やはりまだまだ現役。

Score Magazineのお問い合わせで、動作チェックすることもありそうです。

手持ちのハードディスクで使えそうなものはないか探してみると、Windows Vistaが入っているものがありました。

このOSはサポートが終了していますので、これにWindows 8をインストールすることにしました。

インストール自体はそんなに時間はかからないと思いますが、Windows Updateのファイル数が膨大なはずです。Windows 8.1にもしなければならないし。

実際にインストールしてみると、確かにWindows Updateが100個以上と表示されました。

これは後日作業することにして、怖くなったのでWindows 10のバックアップを取ることにしました。動作チェックするメインのOSになりますので。

ハードディスクのまるごとバックアップでも2時間かからないと思います。

それに、業務で使っているWindows 7のバックアップをもう一個取ることにして、ハードディスクを注文しました。

バックアップを取ろうと思っていたハードディスクが壊れてしまいました

ゴールデンウィークで時間もあることだし、日頃ほとんど使わないWindows 8を起動してみようと思い立ちました。

Windows 8は業務では使っておらず、主にScore Magazineの動作チェック用です。

長い間起動していないと、起動直後にWindows Updateやウィルスセキュリティソフトの更新データをダウンロードし始めて、動作が重くなることが多いんですよね。

自作パソコンなので、違うOSを起動する際は、各OSがインストールされているハードディスクを差し替えるだけです。

久しぶりにWindows 8を起動して、WEBブラウザを立ち上げようとしたら、ハードディスクが「カタン」という音を立てて、ハングアップしてしまいました。

ああ・・・。この音は今まで何度も聞いてきた、ハードディスクが壊れた音です・・・。

以前より、ハードディスクの動作音が少しうるさいなと感じてはいましたし、そろそろバックアップを取らなければならないかな、と気にはしていました。

このハードディスクは、パソコンパーツショップで買ったバルク品か中古品です。

当然、新品に比べればいつ壊れるか分からない、というのはあると思いますが、このような用途では十分だと思っています。

今でもたまに飲む同級生は高校以降の同級生だけになりました

大学生の頃は、帰省すると、中学の同級生を含め、もっとたくさんの地元の友達と会っていたように思います。

それが社会人になって歳を重ねるにつれて、会う人数も減って行きました。

もともと価値観などが違うのですから当然ですよね。

飲むたびに何時間も話すことになりますので、価値観が違えば話すこともなくなります。

中学までは義務教育ですから、一般的には住んでいる学区の公立学校に通うことになります。

高校、大学と進むにつれて、本人の希望で進路を決める余地も出てきますが、小学校や中学校は本人の希望など関係ありません。

地域によって、ちょっとやんちゃな人が多い地区や、お上品な人が多い地区など、特色もあるでしょうから、例えばおとなしい子供がやんちゃな子供が多い学校に行けば、本人の嗜好とは合わないことに遭遇する確率は高いでしょうし、その逆パターンもあるでしょう。

そういう意味では、社会人になっても、会社の同僚や趣味のサークルなどで気が合った人は、何年経っても同級生のように定期的に会うこともあるのではないかと思います。

そう考えてみると、小学校や中学校では、全く価値観の違う同級生と、よくあんなに長い年月共同生活をしていたな、と不思議な感じがします。

久しぶりに会う友達と飲んだあとに連休について考えていました

ゴールデンウィークは二日連続で学生時代の友達と飲みました。

一人は東京から帰省中でした。

私も東京で仕事をしていたときは、福岡に帰省するとよく地元の友達と飲んでいました。

ゴールデンウィークは帰省しなくても、お盆かお正月くらいは帰省する方も多いのではないでしょうか。

このような慣習は私が生まれるずっと前からあったのでしょうが、考えてみると、帰省してまずは家族、親族と団欒するのが先でしょうから、地元の友達と飲み歩くとなると、上京するまでいくらか余裕がないと難しいのではないかと思います。

ということは、お盆やお正月がある程度まとまった期間休みに制定されてからの慣習なんだろうと思います。

集団就職で若い人が金の卵といわれたような高度成長時代あたりでしょうか。

古い時代の話ですが、丁稚奉公になると、そうそう休みなんてもらえなかったという話を聞きますから、会社という組織に多くの人たちが所属するようになって以降ということになるのでしょうね。

週休二日制でさえ、調べてみると、大企業を中心に1980年代から採用され始めたくらいなので、今のように連休が地元の友達とゆっくり飲めるくらい長く感じられるようになったのは、そこまで昔のことではないのかもしれません。

何十年と同じものを作り続けている業界は多いのかもしれません

考えてみると、IT業界で多くの人が働き始めたのはここ30年くらいなわけで、この業界の方が特殊です。

インターネットなんて遥か昔からあるような感覚ですが、一般的な認識ではWindows 95あたりからですので、つい最近です。

多くの人がスマートフォンのない生活なんて考えられないと思いますが、ほんの十数年前までは携帯電話しかありませんでした。

それほどITには、短い期間に人々の生活をガラリと変える力がある、ということなのでしょう。

私は学生バイトからゲーム業界に入り、そのまま就職しましたので、最初からIT業界での働き方が普通になっています。

スーパーファミコンというゲーム機が発売されるので、それに対応したゲームを作る・・・今度はPlayStationというゲーム機が発売されるので、それに対応したゲームを作る・・・今度は・・・、というような経験をしてきました。

パソコンでも同じです。

Windows XXのサウンドドライバーの仕様が変更されたようで音が出ない。対応しなければ・・・。

新しいハードウェアが次から次に出てきますので、IT業界で仕事をするということは、必然的にこのようになるのですね。