CMS(コンテンツマネージメントシステム)の大きなイベントがあるようです

「CMS大阪夏祭り2016」というタイトルで、日本最大級のCMSコミュニティーの合同イベントらしいです。

いろいろなCMSのプレゼンテーションも行われるみたいです。

プレゼンテーションの中で、私が仕事で使ったCMSもいくつかあります。このブログでまだ紹介していないものでは、Moovable Type、EC-CUBE、Jimdo、MODX。

MODXは、弊社の「Score Magazine」という楽譜作成ソフトのホームページで使っています。

私はCMSにとても興味があり、XOOPS(ズープス)というCMSから始まって、かなりの種類を使ってきました。

ホームページはインターネット上で情報を発信するためのもので、CMSはそのホームページを構築、運営するために使います。

私にとってはホームページを作るのと同じくらいに、CMSを使うこと自体が楽しいんですね。

それが高じて、まだ使ったことがないCMSをサーバーにインストールして、どうやって構築して行くのかを調べるのが面白くてたまらない、という時期がありました。

ブログに書いている私の感想は少し偏りがあるかもしれません

前回お話したように、30代でパニック障害を経験してからは、自分の生き方やものの見方が、本来自分の持って生まれたものとは少しズレているのではないかと疑い始めました。

自分本来の生き方をしていないので、どこかに無理が来て、精神的な病になるのではないかということですね。

そのためには、本来の自分の性格にどのような傾向があるのか、知る必要があります。

エニアグラムとか、ユングの「心理学的類型」とか、ストレングスファインダーとか、いくつかの有名な性格診断方法で調べてみました。

ユングの「心理学的類型」については、その理論を基にした「あなたの天職がわかる16の性格」(主婦の友社)を参考にしました。

その本によると、私はINFJ型、「理想家」にあたります。

この型は、統計では少数派のようで、かなりセンシティブで控えめな性格のようです。

ストレングスファインダーによると、私は「戦略性」、「学習欲」、「内省」、「収集心」、「達成欲」という順番になります。

ストレングスファインダーの続編であるストレングスリーダーシップでは、全34の資質を「実行力」、「影響力」、「人間関係構築力」、「戦略的思考力」の4種類に分けています。

神経症で辛い経験をしたのでcocotamaさんのお仕事には癒されています

私は子供の頃から神経症の傾向がありました。

人によって症状に差はありますが、Wikipediaなどの説明にあるように、普通に生活できる範囲だとは思います。

その影響もあると思いますが、独立してしばらくは「バリバリ働くぞ!」と意気込んで、休みも取らずに仕事を続けていたら、電車の中で急に息苦しくなってその場にへたり込んでしまいました。

医者から告げられた病名はパニック障害。

経験された方なら分かると思いますが、胸が締め付けられるように苦しくなり、このまま死んでしまうんじゃないかという恐怖感があります。

また発作が起きたら・・・という予期不安に怯えながら生活していたら、鬱状態にもなりました。

パニック障害を発症したのは30代前半。それから数年間はこの鬱状態に苦しみました。

ですので、cocotamaさんのシステム開発のお話が来たときは、自分の経験も少しは活かせるかもしれないと思って、素直にやりがいを感じました。

実際にお仕事を始めてみると、cocotamaの社員の方は職場などで精神的な苦労を経験された方ばかりで、そうであるからこそお客様の気持ちに寄り添えるんだと思いました。

○○世代と職業

私は俗に言う新人類世代です。

検索してみると、新人類世代でも初期、中期、末期に分類する見方もあるようですね。

それで行くと、私は「中期」にあたり、社会人になって程なくしてバブルが崩壊した、という世代だそうです。

私が高校生のときにYMOを初めとするテクノミュージックが流行って、シンセサイザーが脚光を浴び始めました。

大学生になると、MSXという規格のパソコンが発表されて、YAMAHAからシンセサイザーの音が出たり作曲ができたりするソフトが発売されたので、私もアルバイトしたお金をつぎ込んで購入し、夢中になりました。

しばらくして、バンドをやっていた仲間からあるアルバイトを紹介されたのですが、それが当時学生に人気だったNEC PC-8801や富士通FM-7というパソコンのゲーム用に音を作るという仕事だったんですね。

たまたま、私がMSXで楽器の音色を作っていた音源チップと、それらのパソコンの音源チップがほとんど同じだったんです。

今思い出しても、そんな音源チップ用の音色を作って喜んでいた人間は、自分の周りにはいませんでした。

そのアルバイトをきっかけに、その会社に就職して、今の仕事に繋がっているわけです。

ASKさんと弊社は福岡市の西の方にあります

今までITのお話ばかりでしたので、ちょっと話題を変えて地元の話をしてみたいと思います。

ASKさんと弊社の事務所のある、福岡市の西の方の話です。

この地区は、地下鉄七隈線が開通したり、九州大学が移転したり、オシャレなカフェやサンセットライブで人気の糸島があったりと、今でこそ少しずつ脚光を浴びてきましたが、私が子供の頃は、原っぱと田んぼばかりの田舎でした。

福岡で昔から栄えていたのは、三井三池炭鉱で有名な大牟田(熊本県との県境)を結ぶ西鉄電車沿線や、JR新幹線が通る東の方です。

西の方は、海側に西南学院大学や修猷館高校、山側に福岡大学というように、学校くらいしか有名なところはなかったように思います。

バブルの頃から、今の「福岡ヤフオク!ドーム」より西の海岸側が再開発されて、少しずつ発展していった感じです。

昔は何もなかったと言いましたが、遥か昔、魏志倭人伝まで遡ると、その記述の中で最初に九州に上陸した場所、伊都国がありました。現在の糸島ですね。

地下鉄七隈線の終点から山側にしばらく行くと、国内最古の王墓といわれる有名な吉武高木遺跡があります。祭祀が行われていたらしいとても大きな建物もあったようです。

遥か昔、西の方は都会だったんですね。

チャットカウンセリングというよりも・・・ビジネス特許出願中

以前お話した「グチってメ~る」は、心の卵さんがサービスを開始してから程なくして、同じようなサービスがいくつも現れたそうです。

カウンセリングは対面や電話が一般的だった当時、メールでカウンセラーの資格を持つスタッフが、気軽にグチを聞いてくれるというサービスは、佐々木社長の想像した通り望んでいる方が多かったということでしょう。

現在は、チャットというインフラが普及しているので、それを利用して、自分のプロフィールを明かさずにカウンセラーのスタッフが世間話をしてくれるサービスは、とてもイマドキで画期的だと思います。

実際に、「ここたまサポートひろば」を導入している企業様の、社員様の利用率はとても高いそうです。

ここまで長々と、利用する側の社員や学生のメリットをお話してきましたが、専任のカウンセラーを置いても利用率が上がらなかった企業や学校にとっても、とてもメリットのあることだと思います。

弊社の担当させていただいたシステム部分についても、特定のcocotamaスタッフ対不特定多数の相手間でスムーズにチャットを行える仕組みや、カウンセラーと相談者の信頼関係作りに必要な仕組みなど、NPO時代からの長い経験がないと実現できない仕様になっています。

チャットカウンセリングというよりも・・・ここたまサポートひろば、その2

ここまでお話してくると、cocotamaさんが目指してきたものは、利用する人がいかに躊躇することなく気軽に使える仕組みを作るか、に尽きると思います。

「グチってメ~る」のところでお話ししましたが、cocotamaさんのサービスは、カウンセリングが必要になる前に世間話をしてこまめにストレスを発散してもらうこと、人と会いたくないとか会っているところを知人に見られたくないなどの心理的な垣根を取り払うこと、の二点を強く意識されています。

「グチって掲示板」も「グチってチャット」も、その点を満足させるようなサービスに育って行けばいいなと思っています。

実際に「ここたまサポートひろば」を利用する社員や学生は、ユーザーアカウントに個人が特定できる情報を登録する必要はありません。

管理責任者である佐々木社長がデータを辿って行けば、チャットをした人はどの企業や学校に所属しているかだけは分かりますが、逆に言えばそれだけしか分かりません。誰が発言したかは分からないのです。

これが、企業や学校で契約するサービスのメリットです。個人で契約する有料サービスになると、どうしても個人情報が必要になってしまいます。

チャットカウンセリングというよりも・・・グチってチャット

「グチって掲示板」(*)と同じように、ストレスを発散できる無料サービスの一環として作成しました。

今流行りのAIボットを使っているように見えますが、そうではありません。

本来ならば、ユーザーに自由に発言してもらい、それに対して各社さんから提供されているボットAPIを利用して会話させたかったのですが、それにはちゃん返事をするようにAIを学習させるノウハウの蓄積が必要でした。

今は、「心の卵ひろば」のコンテンツを充実させたかったので、以前より作成していた簡単な返信アルゴリズムを使った自動返信チャットアプリにしました。

cocotamaさんはNPOの時代から、カウンセリングと並行して、「グチってメ~る」(*)のようにお客様からグチを言ってもらってスッキリしていただくサービスにも力を入れて来られました。

その意味では、まさに「グチってチャット」でAIに会話させるようなデータを大量に保有されていると思います。

今後は、そのノウハウをうまくAIボットに組み込んで行きたいと考えています。

チャットカウンセリングというよりも・・・グチって掲示板

ストレスを発散できる無料サービスの一環として作成しました。
グチって掲示板(*)

掲示板は、やはりCMSの機能を利用するのが合理的だと思います。

WEBサイトに訪れた人に、気軽に掲示板に書き込んでもらいたいため、ユーザーログインは不要にしたい。

WordPressでやるとなるとプラグインが必要になりますので、最初からCMSに組み込まれていて、ユーザー権限の設定も柔軟なDrupalにしてみました。

設置方法や運用方法は前回のブログに書いています。

このブログを置いている弊社のWEBサイトもDrupalを使っています。

Drupal 7は早い時期からBootstrapのテーマがありましたし、以前取り上げたJoomla!は3.0からBootstrapが標準で採用されていましたので、スムーズにレスポンシブWEBデザインに対応することができたんですね。

Drupalでログイン不要の掲示板を運用する

心の卵ひろば」WEBサイトに、自由にグチを書いてもらうための掲示板、「グチって掲示板」(*)を設置しました。

気軽にお使いいただくためにログインは不要にしています。

設定方法としては、Drupal 7はコアモジュールにForum(掲示板)がありますので、モジュール画面でそれにチェックを入れて「設定を保存」ボタンをクリックします。

次に、再度モジュール画面のForumで「権限」をクリックし、「匿名ユーザー」に対してCommentの「コメントの閲覧」、「コメントを投稿」、「コメントの承認を省略」、それぞれにチェックを入れます。

これでWEBサイトに掲示板を設置すれば、ログイン不要でグチを書き込んでもらえるようになります。

実際に設置すると、いたずらコメントもかなり入ってくるようになります。

それらを数十個単位で削除するには、phpMyAdminが使える環境ならば使った方が早いと思います。