将来やりたいことがそのままお布施になるかもしれないので嬉しくなりました
作成者:admin 作成日:火, 11/19/2019 - 23:47先日ブログに、マインドフルネスの普及活動を行っている禅僧のティク・ナット・ハンさんのことを書きました。
この方の思想の土台が唯識にあるということを知って、俄然この方に興味を持ったんですね。この方の本を読んでみようと思っています。
それに先立ち、竹村牧男さんの「知の体系 迷いを超える唯識のメカニズム」(佼成出版社)を再度読み直しています。
この本は、唯識の全体像を分かりやすく解説されているのですが、他の入門書と違うのは、専門用語を省略することなく丁寧に説明してくれているんですね。
そのことがあとがきに書かれています。
「唯識には、確かにむずかしい面がある。その一つの大きな要因として、唯識は全体を通じて述語によって構成されているということがあろう。要は、言葉がむずかしいのである。本来、そのむずかしい術語を一つ一つ修得していくことによってこそ、唯識は了解しうる。このことに留意し、私は本書において、それぞれの術語についてなるべく詳しく解説し、また唯識のものの見方・考え方の基本についてていねいに説明するよう心がけてみた。」