自分が会社員のときメンタルヘルスケアがあったらと想像してしまいました

8.心の健康に関する情報を理由とした不利益な取扱いの防止

こちらも内容は読んで字のごとくなのですが、特に「(2)派遣先事業者による派遣労働者に対する不利益取扱いの防止」にあるような、派遣労働者の方に対しての対応は昨今問題になっていますので、不利益な取扱いはないように希望したいです。

9.小規模事業場におけるメンタルヘルスケアの取組みの留意事項

50人未満の小規模事業場におけるメンタルヘルスケアの推進方法が書かれています。

ここに書かれているように、地域産業保健センターへ積極的に支援を要請することが必要だと思います。

従業員50人未満の事業場には、産業保健サービスを無料で提供していただけるようです。

以上、株式会社cocotamaさんとNPO法人 心の卵さんのアプリを開発するに当たって、ほぼ二週間にわたってメンタルヘルスについて学んできました。

学んでみて感じたのは、労働者の心の健康を保つために、会社内外の人たちがその対策に割く時間や労力は、かなりまとまったものになりそうだということです。

このようなことは、私が就職した30年前には考えられなかったことです。

アプリを開発する側として個人情報保護法への理解を深めて行きたいです

7.メンタルヘルスに関する個人情報の保護への配慮

私は、例えばストレスチェックは気軽に行うようなものだと認識していました。

しかし、「・・・ストレスチェックを実施した場合、医師、保健師等のストレスチェックの実施者は、労働者の同意がない限り、その結果を事業者に提供してはならない。」というように、個人情報の保護への配慮が求められています。

ちなみに、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」には、「健康情報を含む労働者の個人情報の保護に関しては、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)及び関連する指針等が定められており・・・」とあります。

俗にいう個人情報保護法なのだと思いますが、いつも法律に接している人でなければ、正式な名称とか、どこにデータが置いてあるかとか、そのような知識はないのではないかと思います。

「個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)」で検索すると最初に表示されます。

データは、総務省行政管理局が運営する行政情報ポータルサイト、電子政府の総合窓口(e-Gov)というところにありました。

メンタルヘルス不調は自分も経験しましたので対応の難しさが分かります

先日より「6.メンタルヘルスケアの具体的進め方」を確認しています。

「Relax 職場における心の健康づくり・・・」では、図の「(2)職場環境等の把握と改善」と「(3)メンタルヘルス不調への気付きと対応」に対して、独立した説明ページを設けており、昨日は前者を確認しました。

後者については、説明ページの前に、「労働者による自発的な相談とセルフチェック」、「管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談対応」、「労働者の家族による気付きや支援 等」という項目で、それぞれの立場における対応が示されています。

独立した説明ページは「管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談対応」に対するものですね。

「(3)メンタルヘルス不調への気付きと対応」に対する説明

1.管理監督者による部下への接し方

(1)「いつもと違う」部下の把握と対応

(2)部下からの相談への対応

(3)メンタルヘルス不調の部下の職場復帰への支援

ここに挙げられている部下の例は、自分も経験しましたし、自分の同僚や友人にもいました。

経験者には分かりますが、まったく経験のない方は、部下がサボっているように見えるとか、なかなか実感はわかないのではないでしょうか。

職場環境改善の具体的な進め方が示されています

昨日の「6.メンタルヘルスケアの具体的進め方」の続きです。

図を見れば基本的なことは分かりますが、改めて納得したのは「(1)メンタルヘルスケアの教育研修・情報提供」には、「労働者、管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等に対し、それぞれの職務に応じた教育研修・情報提供を実施してください。」というところ。

確かに「事業場内産業保健スタッフ」といっても、産業医や保健師以外は専門家ではありません。

全社員がメンタルヘルスの知識を深めましょう、ということですね。

「Relax 職場における心の健康づくり・・・」では、図の「(2)職場環境等の把握と改善」と「(3)メンタルヘルス不調への気付きと対応」に対して、独立した説明ページを設けています。

説明ページの表題は「ラインによるケアとしての取組み内容」。

最初に「メンタルヘルス対策の中で、管理監督者の役割は重要です。」と書かれています。

メンタルヘルスケアには、産業医や人事労務管理スタッフなど、多くの方が関わることになります。

その中でも、このように独立した説明ページがあるくらいですから、労働者と常に接している管理監督者の役割を特に重視していることが分かります。

「一次~三次予防」と「4つのケア」の関係性が図解されています

株式会社cocotamaさんとNPO法人 心の卵さんのアプリを開発するにあたって、厚生労働省が策定した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を元に、メンタルヘルスの知識を学んでいます。

6.メンタルヘルスケアの具体的進め方

指針にはいくつかのキーワードが出てくるのですが、その中でも「一次~三次予防」と「4つのケア」は、職場環境改善のために策定する「心の健康づくり計画」に盛り込むことになる重要なものです。

しかしこれらの関係性が、私には指針を読んでもいまひとつ整理できなかったのですが、「Relax 職場における心の健康づくり・・・」にある図でよく理解できました。

その図に「一次~三次予防」の文字を追加したのが以下です。

心の健康づくり計画の策定
 ↓  ↑
 ↓  ↓
 ↓ 衛生委員会における調査審議
 ↓  ↑
 ↓  ↓
---(図の囲み ここから)---

セルフケア(労働者による)/ラインによるケア(管理監督者による)/事業場内産業保健スタッフ等によるケア(産業医、衛生管理者等による)/事業場外資源によるケア(事業場外の機関、専門家による)

4つのケアの推進内容について解説しています

以前、「Relax 職場における心の健康づくり・・・」は、「労働者の心の健康の保持増進のための指針(平成27年11月30日健康保持増進のための指針公示第6号)」に図などを付けて、分かりやすくまとめたものと書きました。

先日より確認している「A 事業場における心の健康づくり計画及びストレスチェック実施計画(例)」は、「Relax 職場における心の健康づくり・・・」の方に追加されているもので、一次予防であるストレスチェックや4つのケアを、どのように盛り込むかの例が示されています。

話は前後しますが、再び「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に戻って、4つのケアの具体的な推進内容を確認します。

5.4つのメンタルヘルスケアの推進

ここでは4つのケアが詳しく解説されていますが、最初の概要部分で大まかな内容が理解できます。

セルフケア

労働者自身がストレスや心の健康について理解し、自らのストレスを予防、軽減するあるいはこれに対処する。

ラインによるケア

労働者と日常的に接する管理監督者が、心の健康に関して職場環境等の改善や労働者に対する相談対応を行う。

心の健康づくり計画に「一次予防」と「4つのケア」が盛り込まれています

昨日から「4.心の健康づくり計画」の一例として挙げられている、「A 事業場における心の健康づくり計画及びストレスチェック実施計画(例)」をまとめています。

3 問題点の把握及び事業場外資源を活用したメンタルヘルスケアの実施

ストレスチェックを含むメンタルヘルスケア全般について書かれています。

各項目は、「(1)職場環境等の把握と改善」、「(2)ストレスチェックの実施」、「(3)心の健康づくりに関する教育研修・情報提供」、「(4)事業場外資源を活用した心の健康に関する相談の実施」の四つ。

(3)はさらにア、イ、ウと分かれています。

「ア 全従業員向けの教育研修・情報提供」には「セルフケア、特にストレスチェックによる一次予防を促進するため・・・」と書かれているように、ストレスチェックを「一次予防」に位置付けているようです。

メンタルヘルス不調に対して、未然に防止するのが「一次予防」、早期発見・措置するのが「二次予防」、職場復帰を支援するのが「三次予防」。

指針を読んでいてちょっと分かりにくかったのが「一次予防」だったのですが、そのような位置付けだったのですね。

心の健康づくり計画の具体例が示されています

これまでは、主にメンタルヘルスの用語の説明や考え方が示されてきましたが、ここから具体的な例が示されます。

4.心の健康づくり計画

メンタルヘルスケアは、中長期的視野に立って、継続的かつ計画的に行われるようにすることが重要。そのために策定するのが「心の健康づくり計画」だと説明されています。

「Relax 職場における心の健康づくり・・・」の方に具体的な事例が掲載されていますので、それをまとめてみます。

A 事業場における心の健康づくり計画及びストレスチェック実施計画(例)

題名から、ストレスチェックを活用することで、心の健康を保つ職場環境を作るための計画のようです。

1 心の健康づくり活動方針

計画の位置づけ、目標、推進体制(次項「2」がその詳細)、推進事項がまとめられています。

2 心の健康づくり推進体制及びストレスチェック実施体制

ストレスチェックを実施するに当たって、各担当者の役割と、実施要領、例えば「実施体制」や「ストレスチェック結果に基づく集団分析等」の詳細が記載されています。

一口にメンタルヘルスケアといっても、いろいろな側面から考える必要があるようです

「2.メンタルヘルスケアの基本的考え方」には、加えて四つの留意事項がまとめられています。

1.心の健康問題の特性

心の健康問題を抱える労働者に対して、健康問題以外の観点から評価が行われる傾向が強い、心の健康問題自体についての誤解や偏見等がある、という二つの問題を指摘しています。

2.労働者の個人情報の保護への配慮

健康情報を含む労働者の個人情報の保護、及び労働者の意思の尊重に留意することの重要性を指摘しています。

3.人事労務管理との関係

労働者の心の健康は、職場配置、人事異動、職場の組織等に大きな影響を受けるため、人事労務管理と連携する必要性を指摘しています。

4.家庭・個人生活等の職場以外の問題

心の健康問題は、家庭・個人生活等の職場外のストレス要因の影響を受けている場合も多い、と指摘しています。

3.衛生委員会等における調査審議

メンタルヘルスケアの推進に当たっては、心の健康問題に適切に対処するために、労使、産業医、衛生管理者等で構成される衛生委員会等を活用することが効果的である、と書かれています。

50人未満の事業所では、自社内に産業医や衛生管理者を確保できているところは少ないでしょうね。

「一次~三次予防」と「4つのケア」というキーワードが出てきます

昨日より、厚生労働省が策定した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を読み進めています。

2.メンタルヘルスケアの基本的考え方

ここでは、事業者はメンタルヘルスケアを積極的に推進することを表明し、衛生委員会にて「心の健康づくり計画」を策定・実施すること、とあります。

衛生委員会とは、常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに、衛生に関することを調査審議し、事業者に意見を述べるため、設置を義務付けられているものです。

弊社のような50人未満の事業所については設置義務はないようですが、いざストレスチェックを実施することになれば、相談するお医者さんもいませんので、いろいろと支障をきたします。

そのような場合は、各都道府県にある地域産業保健センターを利用してください、ということのようです。

こちらは無料で相談できるようですね。

50人以上の事業所の相談は、産業保健総合支援センターが受け付けてくれるそうです。

こちらは、一昨日書いた「Selfcare こころの健康 気づきのヒント集」の相談機関一覧にありました。

この項目の内容に戻ると、実施において円滑に行うこととして、「一次~三次予防」と「4つのケア」という用語が出てきます。