自分の心を持て余している方は唯識の入門書を読んでみるといいのではと思います

今日も引き続き竹村牧男著「「成唯識論」を読む」(春秋社)を読んでいました。

仏教の心理分析といわれる心所有法。その中の随煩悩といわれる箇所です。

六種類ある煩悩の心の動きに「随う」ので、随煩悩といいます。二十種類あります。

その中で印象に残ったのは「散乱」という心所。以下「「成唯識論」を読む」から抜粋です。

「心を、次から次へとさまざまな対象をおっかけていくようにするのが散乱です。これがありますと正しい禅定を邪魔します。 (中略) 心を統一してはじめて本来の智慧が生まれるのですが、そのことを妨げ、むしろ間違った判断・了解をもたらします。」

これは私がよくブログで反省していることですね。

気をつけなければ数冊の本を次から次に読み散らかして、一つのことに集中できない。

何冊か持っている唯識の解説書で、心所有法の箇所を何度も読み返しているのですが、五十一種類もあるのでなかなか覚えきれません。

とはいうものの、人の心をこれほど詳しく分析したものを他には知りませんので、読むたびに感心させられます。

瑜伽行唯識派のお坊さんたちは、瞑想によって自分の心を見つめつつ心所有法を作り上げて行ったのでしょう。

実社会での行動は易経が参考になり、怒りや不安の心は仏教が癒してくれます

今日は竹村牧男著「「成唯識論」を読む」(春秋社)を読んでいました。

一昨日と昨日はユングと易経を主題とした本を読んでいたのですが、世の中新型コロナウイルスの話題ばかり。

外出自粛が続き心がめげている状態なので、ちょっと癒し系のものを読みたくなったのでした。

易経と唯識。どちらも潜在意識と対話するものであっても、易経の場合は実社会に反映することになりますが、唯識の場合はどこまでも心と対話します。

そして、私は両方とも重要だと思っているのです。

以前ブログに書いたように思うのですが、実社会での行動は易経がとても参考になります。

私は学生の頃はいうに及ばず、社会人になってからも仕事上でいろいろな失敗をおかしてきたのですが、もし易経を知っていれば未然に防げたと思うことはたくさんあります。

とはいうものの、じゃあその頃の自分に易経というものがあると教えたら学んでいたかといえば、絶対興味を持てなかったと思います。

やっぱり興味を持てる歳まで待つ必要があったということですね。

そして易経でどう行動すればいいか分かった、しかし心の方は・・・怒りや不安の心をどう解消すればいいか分からない。

怒りや不安の心は仏教の瞑想や唯識が癒してくれます。

著者の易に対する情熱に驚嘆しました

今日は定方昭夫著「「易」心理学入門―易・ユング・共時性―」(柏樹社)を読んでいました。

読み始めたばかりなので、やっと「第三章 ユング心理学と易」に行き着いたところ。ここまでは「占いとは何か、易とは何か」を具体的な例とともに解説されています。

プロフィールに「ユング心理学・東洋医学研究家。ユング派の教育分析を受けたことから「易」にとりつかれ、「易」遍歴が始まる。はや25年、その凝り様は並ではない。」とあるように、凄まじい知識です。

「第二章 占いとしての易」の「5 易のシステムの応用―中医学と大宇宙の原理」は、私にはあまりにマニアック過ぎて頭に入りませんでした。

そんな中で「へぇー」っと思ったのが他の占いへの興味。

占いは「相・命・卜(ぼく)」の三つに分類できます。「相」は手相や風水など、「命」は四柱推命や星占いなど、「卜」はタロットや易など。

定方さんは「この「相」については余りよくしない」とおっしゃいますし、「命」については「筆者はこの種の占いが苦手で、いろいろ資料は揃えてみたものの、とうとう投げ出して星占い関係の図書は全て神田の占い専門の古書店に売りとばしてしまったことがある。」とのこと。

ユングと易経を主題に書かれた私にはとても興味深い本です

今日は秋山さと子著「占いとユング心理学―偶然の一致はなぜ起こるのか」(KKベストセラーズ)を読んでいました。

易経の解説本に、「ユングが易に興味を持っていた」という記述をよく見かけます。

そのような本と一線を画すのは、秋山さんはチューリヒのユング研究所に学んだユング派心理療法家だということ。

この本は何故ユングが易経に興味を持っていたのかという、正にその理由が主題の一つになっています。

例えばユングの元型について次のような記述があります。

「ユングは『易経』の考え方は、自分の元型の考え方と共通するということで、非常に興味を抱いたのです。易の中には人間の心理的な基本がすべて含まれているというわけです。

 さらに易では、パターンがそれぞれ自然現象にもたとえられているし、人間の身体の各部や動物にも対比されています。そのため、そのイメージをありありと思い浮かべることができます。これらのことにもユングはひかれました。そうしたイメージが夢を解釈するうえでも、参考になると考えたのです。」

シンクロニシティ(同時協調性)にも次のような記述が。

世の中ウイルスの情報で溢れているのでそれとは無関係の楽しいことをしていきます

今日近所のコンビニに行ったら、レジ一面に透明のビニールシートが貼られていてビックリしました。

レジカウンターを介して、手で商品やお金の受け渡しができるスペースのみ空いています。

新型コロナウイルスの飛沫感染を防ぐため設置したのでしょう。

私は食品の買い出しにスーパーには行くのですが、スーパーはレジで店員さんとほとんど会話はしません。

しかしコンビニはそういうわけにはいかないですもんね。このような工夫はとてもいいと思います。

できるだけコンビニの店員さんが感染しないよう祈るばかりです。

とここまで書いてきて、話題がコロナのことばかりだなと思ったので、気分転換に歯磨きをしながらテレビをつけました。

スポーツニュースをやっていたのでそれを見ていたら、誰々さんが感染したとか、プロ野球の開幕が延期されていることへの選手のインタビューなど、こちらもコロナ関連ばかり。

ブログはその日の印象に残ったことを書くことが多いですが、世の中がこういう状態なのでしょうがないですよね。

ただ仕事関連はコロナとは関係ありません。

今まで買えていたものが買えなくなっても気楽に代替手段を考えることにしましょう

親がいつも飲んでいる薬をインターネットで注文しようとしたら、どのショップも「在庫なし」。

しょうがないので夕食の買い出し時に、いつも行く薬局に寄ったのですが、ここでも「在庫なし」。

他の薬局も回って、四軒目にしてやっと買うことができました。

お店の方によると、「この薬の成分が新型コロナウイルスの云々・・・」。

今ひとつ理由はよく分からなかったのですが、要するにウイルスの影響で急に売れるようになって、メーカーの在庫がなくなってしまったらしい。

以前ブログに、いつも使っている除菌スプレーがある日突然売り切れていたことを書きましたが、そのときと同じで今回もウイルスの影響だったんですね。

いつも使っていたものが、今回のように急に使えなくなるととても困ります。

命にかかわるような薬ではないので、買えなければ別の薬を買えばいい(親は嫌がるでしょうが)のですが、もし命にかかわるような薬が同じ理由で買えなくなったら一大事ですよね。

とここまで書いてきて、今は非常事態ですのでこのようなことが起きるのはしょうがないかな、とも思います。

さらにいえば、今後はこのようなことが起きるのが普通になるかもしれません。今までが平和すぎたということですね。

自粛中に自分の仕事に好きな作業を見つけて増やして行ってはどうでしょう

緊急事態宣言が出されました。5月6日までの一ヶ月間、福岡県も対象です。

私は仕事柄、打ち合わせ以外はこもって作業をしていたので、日頃から外出の自粛をしていたようなものですが、今は打ち合わせも入れないので、食料品の買い出しくらいしか外出しないことになります。

そういう意味では、私にとって外出の自粛は日常なのですが、多くの方にとって外出の自粛は非日常。長引くとストレスが溜まるんだろうなと思います。

Yahoo!JAPANなど、ネット上には「心の健康を保つ方法」といった記事が増えているのは、そんな理由があるのかもしれません。

そのような記事を読んでみると、方法の一つとして「自分の好きなことをしましょう」というのが挙げられています。

確かにそうですよね。心の健康を保つには心が喜ぶことをするといい、というのは昔からいわれていることです。

私が思うに、心が喜ぶことを仕事にまで広げてみてはどうでしょうか。

もちろん、「好きなことを仕事にしましょう」ということではありません。

今の仕事の中で好きな作業、嫌いでない作業を増やして行くということです。

例えば家事でいうならば、私は皿洗いが嫌いではありません。水で洗剤が落ちるさまを見るのが逆に楽しかったりします。

家にこもっていても目標を設定して気持ちを切り替えて行きたいと思います

Yahoo!JAPANに「【#最前線のあなたへ】新型コロナウイルス感染症の対応にあたる人々への応援メッセージを書きませんか」というページがありました。

いい企画ですね。

さっそく医療従事者の方々にメッセージを書きました。

実際に自分がコロナの患者さんを受け入れている病院に勤務しているとしたら、当然怖いです。

最近免疫力を高めるには睡眠が重要という記事をよく見かける、とブログに書いたばかりですが、医療従事者の方は十分睡眠が取れていないんじゃないかと危惧します。

そんな環境の中で勤務されているのですから、本当に大変だと思います。

体に気を付けてください。ありがとうございます。

さて自分の方ですが、今までブログに書いて来たライフワークに関することを進めています。

ニュースを見ればコロナのことばかりですし、家に閉じこもってばかりだとイライラすることもあります。

それでも新しい目標を設定して気持ちを切り替えれば、気分もリフレッシュされないかなぁ、などと考えたりします。

そこで自分の場合はライフワークです。

人の精神に進化の名残があるというのは面白い考え方だなと思います

今日、ユングの「夢分析論」(みすず書房)を読んでいたら、人間の精神の発達について面白い記述がありました。

以下抜粋します。

「人間の体はそれぞれの背後に長い進化の歴史を備えた器官の博物館である。それとちょうど同じように、私たちは精神のことも歴史抜きに生み出されるものと見なすのではなく、体と同じような方法で組織されているものと推定すべきなのだ。 (中略) まだ動物と類似した心を持っていたアルカイックな人類のもとで始まった、精神の生物学的、先史的、無意識的な発達のことを、私は言っているのだ。この計り知れないほど古い心が、私たちの精神の基盤を形成しているのである。私たちの体の構造が全般的に言って哺乳類の解剖学的構造の上に組み立てられているのとちょうど同じことだ。」

なるほど、そうですよね。

よく人間の体には進化の名残の器官があるって聞きますよね。尾てい骨は尻尾の名残だっていいますし。

人間の器官がそうならば、人間の精神だって進化の名残があってもおかしくはないということですかね。

ムカッとする感情なんて、恐竜が生きていた時代からありそうです。

ユングはこのあと、心理学者は夢や無意識の産物に十分な経験を積むことに加え、神話についても同じような経験を積む必要性を説いています。

外出自粛中に好きなことを楽しみながら研究するのはいかがでしょうか

Yahoo!JAPANなどの情報ポータルサイトに「心の健康を保つには」というような記事を見かけるようになりました。

新型コロナウイルス関連の情報は次から次に更新されるので、見始めてしまうといつまでも情報に触れ続けることになってしまいます。

こういうのは精神的によくないので、関連情報を見るのを最低限にするよう意識しないといけないですね。自分も含めて。

それに不要不急の外出自粛が続いているので、こちらの方でもストレスが溜まっている人も多いと思います。

私はコロナの件が起きる前から、今年は家にこもってライフワークに関する勉強をしようと決めていたので、外出自粛については最初から予定していたような感じです。

そういう意味では、外出自粛の方はストレスはあまり溜まっていません。

こういう人間もいるので、もし外出を自粛することがストレスになっている方がいらっしゃったら、何かヒントにならないでしょうか。

ブログには何度も書きましたが、ライフワークはもともと好きなことなので、学ぶことは苦になりません。

それに、学べば学ぶほどより面白い発見があることも分かりました。