年代によってスマホを介した社会との関わり方はずいぶん違います

昨日のスマホ特別講演会で、講師の方が紹介されるスマホアプリは私の知らないものばかりで、とても興味深く拝聴しました。

たくさん教えていただきましたが、アプリは莫大な数が存在するので、それでもほんの一部なんですね。

それに、スマートフォンは小学生からシニアまで幅広い年齢の方が利用するので、各年代に特化したものもたくさんあると思います。

先日お話したように、歩いているときもニンテンドー3DSを手放さない小学生が好むスマホアプリと、ITは苦手だけれど孫の写真を見るのが楽しみなシニアが好むスマホアプリは、かなり違うでしょう。

もちろんASK アクティブシニア交流会さんはそのようなことは分かっていらっしゃって、毎月開催されるスマホ愛好会では、講師の方を中心としてお互いに知っているアプリを紹介しあうなど、ご自分たちの嗜好に沿うような進め方をされるようです。

ただ少し気になるのは、スマホを介した社会との関わり方って、年代によってずいぶん変わってくると思うんですよね。

ティーンエイジャーであれば親との連絡で持たされたりするんでしょうが、興味の対象はゲームや動画でしょうし、社会人になれば仕事の比重が大きいと思います。退職した方であれば、また全然違うものになるのでしょう。

スマホの講演会で私は知識のないグループに属することが分かりました

先日も書きましたが、ASK アクティブシニア交流会さんのスマホ特別講演会で、「楽々談話室」のチラシの配布と簡単な紹介をしていただけるというので、会場の福岡市市民福祉プラザ・ふくふくプラザに行ってきました。

ふくふくプラザはどこにあるか知らなかったので、出かける直前に調べてみると何と大濠公園と桜の名所西公園の中間地点。天神の周辺だろうと思い込んでいたら全然違いました。

というわけで、行き帰りに久しぶりに西鉄バスを使ったのですが、西新経由天神行きの本数がすごく少なくなっていて驚きました。

私が高校を卒業して東京に出るまでは、ほとんど西新経由天神行きのバスしかないような勢いだったのですが。

時刻表を知らないと、長い時間待つことになる路線になってしまうかもしれません。地下鉄と外環状道路の影響は大きいですね。

肝心の講演会ですが、講師の方は30歳とのこと。スマートフォンを販売する仕事もされていらっしゃるようです。

スマホの知識は膨大で、たくさんのアプリを紹介して行かれます。

生活そのものがスマホみたいな方で、腕時計もアプリが動作するもの。改札を通過するときはそのままかざせばいいが、○○を通過するときは逆にあるので腕をひねって・・・など、日常のエピソードが次々に出てきます。

パソコンキーボードを押すのとミキサーのつまみを動かすのはどこか似ていると思います

昨日は秋に発売されるKDDIの携帯電話「INFOBAR xv」の話題から、私はガラケーの物理キーボードやストロークの深いデスクトップパソコンのキーボードが好きだというお話をしました。

話はわき道にそれますが、私は20代の終わりに音楽制作にのめり込んでいた時期がありました。

ちょうどアマチュアでも手の届く価格で、ADATなどの高品位なレコーディング機材がどんどん発売されていた頃です。

本格的な8バスのインラインミキサーも数社から発売されていました。

私もボーナスをつぎ込んだりローンを組んだりして、Soundcraftの32チャンネルミキサーやADATを買い込んだ一人です。

以前より、つまみやフェーダーがズラリと並んだSSLやNeveのコンソールに憧れていたので、飛びついてしまったわけです。

ミキサーが来てからは、もう興奮してずっとつまみやフェーダーを触っていました。

その後、私が独立してしばらく経つと、時代はデジタルミキサーの時代になって行きました。

INFOBARはガラケーの物理キーボードもデザインもいいなーと思います

昔話題になったKDDIの携帯電話「INFOBAR」の新機種が秋に発売されるそうですね。

実は私はガラケーなので、これ欲しいなーと思うのですが、どうも値段が高そうです。

iOSアプリを使うときはiPod touchやiPadがありますし、AndroidタブレットもWindows 10タブレットも持っていますので、電話するだけならドコモの安いプランで十分なんですね。

でもこの「INFOBAR xv」いいなー。

そもそも私はガラケーの物理キーボードが好きなんですが、みなさんどうなんですかね?

ゲーム開発会社に勤めていたとき、パソコンのキーボードにこだわるプログラマーさんが数人いて、「カコカコ」と小気味いい音のする結構いい値段のものを使っていました。

私はそこまでのこだわりはありませんが、やっぱりストロークの深いデスクトップパソコンのキーボードが好きです。

Windows 10タブレットで大きなアップデートが始まると動作がもっさりするので、ソフトキーボードで速くタイピングしても追従しないことがあります。

つまり感覚と機能性で、どうもスマホのタッチスクリーンというかソフトキーボードがいまひとつなんです。自分でも古い人間だと思います・・・。

スマホ講演会に管理者側の方が多ければチラシの内容も合わせる必要があります

ASK アクティブシニア交流会の西村会長から、23日のスマホ特別講演会で配布するチラシの部数をお聞きしました。

かなり多くの方が申し込まれているようです。

改めて講演会の内容を確認してみると、会の趣旨として「今後拡大するスマホの世界をご理解いただくため」とか「時代の変化を身近に感じていただくため」というようなことが書かれています。

ITが苦手な方のために、スマートフォンとはどのようなものかを解説するのではなく、時代のトレンドを押さえるような内容のようです。

講演内容には、演題「人生は立ち止まらない、全てがあなたの指先に!スマホ世界の最前線」に続いて「電話会議、インターネット、メールは当たり前。買い物、乗車券、地図ナビ、・・・」と書かれています。

スタート時間が18時30分からということもあって、ASK会員さんだけでなく一般の方もいらっしゃるでしょうから、スマホが身近な若い方にも興味を持ってもらいたいということなのでしょう。

どうも「楽々談話室」とは正反対の世界のようです。

ASKさんのスマホ特別講演会で「楽々談話室」を試用していただこうと思っています

以前、ASK アクティブシニア交流会さんが8月より毎月スマホ愛好会を実施されることになった、ということを書きましたが、それに先立って23日に特別講演会を開催されます。

その際、わずかな時間だと思いますが、弊社のチャットアプリ「楽々談話室」をご紹介させていただけることになりました。

11日のASKさんのビジネス研究会で「楽々談話室」のデモンストレーションをさせていただきましたが、お配りしたチラシにログインIDとパスワードを記載して、ビジネス研究会の時間だけ自由に使っていただけるようにしてみました。

参加者はそれほど多くなかったこともあってか、チャットを書き込まれた方はいらっしゃいませんでした。

ただ、誰でもログインしただけで簡単にチャットを始められる、という手軽さは伝わったと思います。

今回参加される方は多いようですし、一人でも多くの方に使っていただきたいので、自由に試用できる時間を特別講演会の間だけではなく、数日分設定してみようと思っています。

ご自宅に帰られてもお試しいただけるわけですね。

平均寿命が伸びたのは暇な時間をなくすIT機器の普及も原因の一つのように思います

昨日は下校中に歩き携帯ゲームをしている小学生たちを見て、私が小学生だった頃のような「暇をもてあます」ということを知らないで過ごした子供たちが、大人になったときのことを考えてしまいました。

私は成人してからパソコンを手に入れたのですが、使い方が分からないなりに結構長い時間いじっていたので、好きな人にとってはいくらでも時間をつぶせる機械だと思います。

しかし、もしパソコンを手に入れなかったとしても、就職したら学生時代のような暇な時間はなかったと思います。

私の親はスマートフォンを持つことはなかった世代ですので、暇な時間はテレビを見るとか、やることは決まってしまうようです。

そう思ったのは、ASK アクティブシニア交流会の70代の方々が、少し時間が空くとスマホやiPadなどをチェックされるのを見かけたからなんですね。

このような光景を見て、IT機器というのは、子供もシニアも関係なく暇な時間を生み出さない機械なんだな、と感じました。

パソコンやインターネット、携帯ゲーム機などがなかった時代は、就職してから結婚、子育て、定年退職までの期間はとても忙しいと思うのですが、就職するまでの20年間や退職してからの20年間に暇な時間が多いのは、普通のことだったんだと思います。

暇を持て余すことを経験していない世代はどのような世界を作っていくのでしょうか

今日、打ち合わせが終わって自宅に帰ってくる途中、小学校2、3年生くらいの子が歩きスマホのようなことをしていました。

こんな子供が歩きスマホ?と思ったのですが、よく見るとゲーム機のようです。ネットを見ながら想像するに、たぶんニンテンドー3DSだと思います。

それだけだと驚かないのですが、その子のすぐ近くで同じくらいの年の子が、自転車に跨がって同じニンテンドー3DSに熱中していたんですね。

自宅の近くに小学校があるので、この子たちは下校中か家に帰って遊びに行こうとしていたのか。

とにかくすごく普及しているんだろうな、ということは分かりました。

私がこの子達の頃はやる遊びは決まっていて、三角ベースボール、河原で戦争ごっこ、こま回しのようなことをやるか、駄菓子屋に行って時間をつぶすか、くらいしかありませんでした。

いつも暇を持て余していたように思います。

小学生の頃だけじゃないですね。中学のときも高校のときも暇な時間はたくさんありました。

部活をやっていたり塾に行っていたりはするのですが、そうではない時間にやることがないんですね。

お金があれば街に出て映画を見たりして時間をつぶせるんでしょうが、お金はありません。

それまでとは別の暑さになった夏のことを覚えています

酷暑のお話は昨日で終わりにしようと思っていたのですが、今日も印象的な風景を見かけて、昔のことを思い出してしまいました。

今日は昨日とは別の方角のスーパーに夕食の買い出しに出かけて、途中にある広場で、今度はユニフォームを着た少年野球チームの練習を見かけたのです。

たぶん小学生だと思います。

私も小学生の頃はソフトボールチームに入っていて、真夏でも練習をしていましたが、こんなに暑い日に練習した記憶はありません。

昔のことを思い出したというのは、実はそれまでとは別の暑さになった夏のことを覚えているのです。

ちょうど30年ほど前ゲーム開発会社に勤めていたとき、夏のある日に同僚と昼食をとりに行ったのですが、一歩外に出た瞬間「モワッ」っとした熱気に、「何だ?この暑さは」とお互い口にしました。

オフィスは千駄ヶ谷にあり、マンションが密集していたので、クーラーの室外機の熱気だろうことは分かっていたのですが、最近特に暑くなったと話題にはしていたのです。

この頃から、しきりにヒートアイランド現象という言葉を耳にするようになりました。

たまたま、今インターネットで見つけた「関東9月平均気温変遷」という気象庁公表値を見てみると、東京は1987年を境に急激に上がっています。

若い人たちがサッカーをしているのを見て体力が落ちたのに気付いたことを思い出しました

昨日は酷暑のお話をしましたが、今日も日中はクーラーを入れてもなかなか温度が下がらないような暑さでした。

夕方になって夕食の買い出しに近くのスーパーに出かけたのですが、途中にある小さな公園で10人以上の若者が、上半身裸でサッカーをやっていました。

たぶん中学生か高校生です。とても真似できない・・・。

30過ぎて独立した頃、誘われてフットサルをやっていたことがあるのですが、初めて参加した日に5分ぐらいしか走っていないのに、苦しくて動けなくなったことを思い出しました。

中学生の頃まで野球をやっていて体力には自信があったのですが、たったこれだけの全力疾走でバテたことに衝撃を受けた記憶があります。

一緒に始めた同年代の人も、私と同じようにうずくまりながら「こんなはずでは・・・」という感じで愕然としていました。

確かに部活動をしていたときは、毎日苦しい練習を繰り返していたのですから、ちょっとやそっとの運動でバテるはずがありません。

それから20年近く経っているわけですから、体はなまりきっているのに、意識だけは当時と同じ体力を維持していると勘違いしていたんですね。

昨日は、高齢者に比べれば、自分は酷暑に対応できる体力は残っていると書きました。