貯めることや支払うことの価値観は人によってずいぶん違うなと思います

先日キャッシュカードの利用料金明細書を見ていたら、ポイントが一万円分貯まっているのを発見。

もう何年も、いつも行くスーパーやAmazonで利用しているので、貯まったのだと思います。気付きませんでした。

さっそく商品券と交換。何だか得した気分になりました。

以前もdocomoのdカードで結構ポイントが貯まっていて、通知が来たので初めてそれに気付きました。

ちょっと呑気すぎますよね。日頃からカードのポイントを意識している人からすると、信じられないかもしれません。

子供の頃、知り合いのご家族がベルマークを集めるのを趣味のようにされていて、「あれも交換したモノ、これも交換したモノ」といろいろ見せてくれたとき、こんなモノまでもらえるのかと心底驚いた記憶があります。

無駄な買い物をしてモノはどんどん溜まって行くのに、お金やポイントは貯めるのが苦手です。そもそもお金は貯まるほどありませんが。

お金を貯めるといえば、しっかり貯金をして早々にリタイヤした同年代の知人もいます。

貯める方ではなく払う方になると、IT関連の相談を受けていて、無駄なモノにお金を払っている人がいるなぁと思うことがあります。

道具は壊れるまで使えますがソフトはOSが対応しなくなれば使えなくなります

昨日、久しぶりにWindows 7を起動したらハングアップしてしまいました。

リセットしてセーフモードで起動してもハングアップします。

頻繁に使いませんし、安定して動いていたので一年以上バックアップしていません。

夜中に慌ててハードディスクの丸ごとバックアップをしました。

このWindows 7はXPモードで動かしているソフトがいくつかあり、今でも使っているので、7のサポートが終わってもインターネットを切断した状態で使い続けます。

Windows XPの時代は長かったですし、Windows 98から使っていた多くのソフトも動いたので、XPで使っていたソフトは多いです。

確かWindows Vistaでユーザーアカウント制御(UAC)のような大きな変化があって、弊社のソフトScore Magazineも急いで対応した記憶があります。

大きなお店の片隅などで、今でもWindows XPの画面を見かけたりしますが、私と同じような理由で新しいOSにできないんじゃないかと思います。

書いていて思い出したのですが、Windows XPになってからずいぶん経って、家族で経営されている工場のホームページ作成やパソコンのメンテナンスを依頼されたことがあります。

祭りなどで普遍的無意識が反応するならば同じように反応するものを探してみます

今日は天神に打ち合わせに行ったので、ジュンク堂書店に寄って、最近ハマっているユングと河合隼雄さんの心理療法に関連する本を物色していました。

昨日「心理療法論」(みすず書房)を読んでいて、ユングが夢の解釈に必要な知識として、未開人の心理学・神話学・考古学・比較宗教史を知ることが必要と書いているのを見て、自分が象徴マニアだったことが分かったと書きました。

どうりで私は、若桑みどりさんのイコノロジー論や、小松和彦さんの憑き物や妖怪の研究などに惹かれるわけです。

さらに、象徴やイメージといったもので遊べるものは何でも好きなのかなと考えていたら、学生の頃から触っているパソコンなんていくらでも遊べるし、象徴やイメージを受け止める懐は底なしかもしれない、と思い至りました。

そんなことを考えながら、冒頭で書いたように本を物色していたら、河合隼雄さんの「イメージの心理学」(青土社)という本を発見。おぉ、考えていたことそのままのタイトルじゃないですか。

しかし、心理療法に関する読みかけの本が何冊かあるので、今日は帰りました。

本屋さんを出て、先程の本が気になったのでインターネットで書評を調べてみると、次のような内容に目が留まりました。

ユングの心理療法に惹かれる理由として象徴マニアというのがありそうです

ユングの「心理療法論」(みすず書房)を少しずつ読み進めています。

以前、河合隼雄さんの「カウンセリングの実際」(岩波現代文庫)があまりにも面白くて、このシリーズである「〈心理療法〉コレクション」を揃えてしまったことを書きました。

こちらも今読み進めているのですが、私はユングの著作を読んだことがないので、ちゃんと本人が心理療法について書いた本を読んでみたいと思ったんですね。

河合さんの本を読んでいたので、ユングの心理療法について、ごく基本的なところは分かっていました。

フロイトやアドラーの理論の有効性を認めているところや、普遍的な治療法はなく患者個別に対応するスタンスなどが、ユングの口から語られます。

ユングが何故夢を重視するかも泥臭く説明しています。

「私のところに来る患者は、初めて治療を受ける人はほとんどいないというほどに片寄っている。ほとんどの事例がすでに何らかの心理療法的治療を受けており、しかも部分的成功ないし失敗を経験している。」

・・・と述べた上で・・・

得意かもと思っていることを「やらないことリスト」に入れても上手く行きません

よく目標を達成したいときや仕事が上手く行かないときなどに、「やらないことリスト」を作るといいという話を聞きます。

多くの人は、ToDoリストというか、やることばかりリストアップして、どれも中途半端になっているということのようです。

私もその通りだなと思って、ずいぶん前に、時間を取られるいくつかの娯楽をやめました。

しかしふと気が付くと、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと、やることリストがいっぱいになってしまいます。

自営の仕事をしていると将来が不安になるので、保険をかけるような感じでいろいろなことに手を出す、ということなのかもしれません。

以前上手く行ったことや喜ばれたことなどは、それなりに得意なことだと感じているので、つい関連情報を調査したり訓練したりしてしまいます。

そういうのが積もり積もって、大事なことをやる時間を圧迫しているのは、頭では分かっているのです。

二十代、三十代ならばいろいろなことにトライしてもいいと思いますが、もう同級生に定年退職者が出ているような年齢の人間がこれじゃ情けなくなります。

人生の残り時間を計算して焦るという方法でもだめでした。

87年間現役の理容師さんを見て遠い未来を予想してもしょうがないと思いました

テレビをつけたまま夕食の片付けをしていたら、103歳の現役理容師のご婦人に目が止まりました。

「林修の今でしょ!講座 ~3時間スペシャル~」という番組で、日本全国の健康なご長寿さんを調査して、「秋の長生き朝食ベスト20」を発表して行くという番組です。

そのご婦人は16歳のとき修業に入ったので、何と現役生活87年。理容師の仕事が生きがいだとおっしゃいます。

先日、民俗学や美術史学などの私が好きな本の著者について、一生追求できるテーマがある方は羨ましいと書きました。

しかし学者さんである以上、フィールドワークのような行動は必要でしょうから、なかなか100歳を超えてできる仕事ではないように思います。

もちろん肉体労働や企業から雇われる仕事よりは、仕事の寿命は遥かに長いような気もしますが。

一方でご自宅が理容室の理容師さんであれば、馴染みのお客さんがいる限りは、辞めたいと思わない限り続けることができるのでしょう。

NHK連続テレビ小説のヒロインのモデルとして有名な、美容師の吉行あぐりさんも、98歳まで現役だったようです。

先のご婦人もそうですが、理容師や美容師の仕事が生きがいであれば、もう最強の人生ですよね。

七隈線が博多駅に直結すると井の頭線のようなイメージに・・・ならないでしょうね

博多駅のターリーズコーヒーで打ち合わせというので、二年ぶりくらいに博多駅に行ってきました。

Googleマップで見るとマイングという施設の奥に位置しています。

地下鉄の駅からの位置関係だけ頭に入れて出かけたのですが、案の定迷いました。

こういうときじゃないと博多駅には行きませんし、行っても歩き回らないのでどこに何があるか分かりません。

しかし混雑ぶりは、行くたびにひどくなっているような気がします。

白人の方もよく見ました。外国の方がものすごく増えたんだと思います。

天神も多いのですが、博多駅はそれに輪をかけて多いんじゃないでしょうか。

博多駅って、これからまだまだ再開発の計画があるそうですよね。これ以上人が増えるとどうなるか、心配になってしまいます。

考えてみれば、私が利用している地下鉄七隈線が2022年に博多駅まで直通になります。

キャナルシティ博多付近にも中間駅ができるそうなので、乗客が増えそうです。

私の住んでいる田舎までは人は来ないように思いますが、将来どうなるかは分かりません。

博多駅からでも終点まで三十分程度の路線ですし、こちらの方は土地が余っているので、大型の商業施設ができるかもしれません。

職場の仲間の影響を受けてラグビーに詳しくなった方がかなりいると思います

先日も触れましたが、今日テレビでプロ野球日本シリーズの「ソフトバンク対巨人」と、ラグビー・ワールドカップ準々決勝の「日本対南アフリカ」が同時刻に中継されていました。

野球とラグビーのチャンネルを切り替えながら見ていた人も多いのではないかと思います。

もちろん、裏番組の「世界の果てまでイッテQ!」や「ナニコレ珍百景」も人気番組ですから、スポーツに興味がない方はそちらを見ていたのでしょう。

プロ野球日本シリーズやラグビー・ワールドカップ日本大会はちょっと特殊過ぎますが、ゴールデンタイムに何を見るかは、けっこう学校や職場などの仲間に影響されるような気がします。

例えば野球部の学生さんや草野球チームのお父さん方は、日本シリーズを見るのではないですかね。福岡や東京の人は特に。

私もテレビ番組ではないのですが、学生の頃バンドをやっていたときは主にロックバンドの曲を聴いていましたし、クラシック音楽の同好会に所属していたときはクラシック音楽ばかり聴いていました。

音楽ならばそれ以前もそれ以後も趣味で聴いているのですが、今思うと一時期だけだったのがエアガンというんですかね、空気でプラスチックの玉を発射するハンドガンを集めていました。

キャリアチェンジすることなく一生追求できるテーマがある方たちは羨ましいです

このブログでも、民俗学者の小松和彦さんや美術史学者の若桑みどりさんなどの本を読んでいることを書いていますが、いつも読むたびに膨大な知識量に圧倒されてしまいます。

私が好きな著者で、いつもすごい知識だと感銘を受ける方たちは、当たり前なのでしょうが、学生の頃から著作物の内容に関連する分野を選んでいらっしゃいます。

著作物は著者の研究の成果が発表されているのですから、発表に至るまでには長い研究期間が必要なはずです。

こんなことを書いているのは、私は年をとったときに備えて新しい仕事の準備を始めているのですが、このようなキャリアチェンジは、私が好きな著者のみなさんの生き方とずいぶん違うなと感じたからです。

もちろん先に上げた著者の方たちとは業種が全く違うので、目指すところは違います。

学者の方が生涯研究するテーマを追求して行くのに対し、私の場合はアプリの開発を受注したり自社で開発したアプリを売って行くことを繰り返すばかり。

経験は蓄積されて行きますが、IT技術はどんどん変わって行きます。

この「IT技術がどんどん変わる」というのがキャリアチェンジを考えている原因なので、年をとっても研究を続けることができる著者のみなさんを羨ましく感じたというわけなのです。

長持ちしたいい傘が壊れてしまって昔は物価が高かったことを思い出しました

長年使っていた折り畳み傘が壊れてしまいました。

7、8年使っていたんじゃないでしょうか。

親が贈り物でいただいたもののようで、デパートで売っていた商品じゃないかと思います。使わないというのでもらいました。

今まで大風のときさしていて何度も風で裏返ったりしたのですが、ぜんぜん壊れませんでした。

いいモノとはこんなに長持ちするのかといつも感心していました。

外出先で急に雨が降ってきたときは、コンビニなどで折り畳み傘やビニール傘を買いましたが、それらは大風のときことごとく壊れました。

確かに値段がちょっと高かった革靴や鞄などは長持ちしています。

考えてみれば、私が子供の頃は、服などの日用品はとても値段が高かったように記憶しています。

基本的には日本製がほとんどだったのでしょうし、ディスカウントショップのようなものはあまりなかったんじゃないでしょうか。

パソコンなんて、私が社会人になってもしばらくの間はほとんどが日本製でした。

日本のメーカーは国内で製造していたんですね。

そのうち海外メーカー製の安いパソコンがどんどん入ってきて、日本のメーカーも対応を迫られます。