唯識の各心所を見つめていい変化をもたらしてくれる瞑想が書いてありました
作成者:admin 作成日:火, 11/26/2019 - 23:46先日ティク・ナット・ハンさんの「ブッダの〈気づき〉の瞑想」(野草社)という本に、大乗仏教の唯識のことが触れられていると書きました。
例えば「欲求を観察する」というエクササイズがあること、ブッダのお弟子さんがそのエクササイズを行うことで無欲な生き方をするようになったこと、唯識学派には十一の善の心所があり、その中の無貪というのが無欲にあたる、というようなことです。
今まで、唯識をどうやって生活に活かせばいいのかよく分からなかったのですが、ティク・ナット・ハンさんの本を読むとそのヒントが得られそうな気がしてきました。
そこで同じ出版社の「ブッダの〈呼吸〉の瞑想」という本を注文してみました。
すると、さらに具体的な方法が書いてある箇所がありました。「第三節 四種の気づきの確立(四念処)」の中。以下、抜粋です。