一生のうちでそんなにお酒を飲みたいと思わない時期があるのでしょうか

ここ1、2年ほど、お酒を飲まなくなりました。

飲まなくなったといっても、夕食のときに350mlの発泡酒は欠かさないのでまったく飲まないわけではないのですが、最も飲んでいた20代後半に比べたら「飲まなくなった」といえると思います。

当時はバブルが終わるくらいの時期で、会社勤めをしていてボーナスも出ていましたし、中野に住んでいて美味しい日本酒のある飲み屋さんや酒屋さんもいろいろあったので、毎日のように会社の同僚と飲み歩いていました。

独立して以降はそこまで頻繁に飲み歩くことはなくなりましたが、30代、40代もお酒はたくさん飲みました。

パニック障害で通院し始めた頃も、先生に「ビールくらいはダメですか?」と聞いたら「ダメ!」と叱られた記憶があります。

そんなに飲んでいたのに、ここ10年くらいで徐々に飲む量が減ってきたように思います。

一番に考えられる理由は、やっぱりストレスが減ったからだと思います。

20代後半の一時期は、毎日ビールなどを飲んだあとウィスキーのボトルを半分空けていて、泥酔しながら「こんな生活はよくない」と反省するのですが、やめることはできませんでした。

当時は経験が浅いにも関わらず複数のゲーム開発を担当していて、いつも緊張している状態でした。

「愛読書」というものは50代にもなれば見つかるのかもしれません

ずいぶん前ですが、このブログで自分の好きなテーマの古典を少しずつ読んで行きたいと思ったことを書きました。

そのとき書いたのは、雑誌やインターネットでオススメの本を見るとつい買ってしまって、読んではみるのですが、そんなに面白いと思える本には出会ったことはないということ。

本を読む速度は速くないので、このような読み方をしていたら人がすすめる本だけで一生が終わってしまいます。

というわけで「好きなテーマの古典を・・・」というお話だったのです。

「愛読書」とか「座右の書」などといえる本があれば、そんなことを思う必要はないのですが、自分はそんな本には巡り会えないだろうとどこかであきらめていたんですね。

ところが一年ほど前から、寝る前にほとんど毎日「易経」の解説書や、仏教の深層心理学といわれている唯識の解説書を読んでいます。

易経は本田濟著「易」(朝日選書)の他、計三冊、唯識は太田久紀著「凡夫が凡夫に呼びかける唯識」(大法輪閣)という本です。

特に唯識の本はこれまでに何冊か読んではみたものの、どれも難しくてあまり理解できなかったのですが、この本は唯識の考え方を普段の生活の中から例を挙げて説明しているのでよく理解できます。

プログラマーさんが正確を期して見積もり作業をしているのを見るといつも感心します

数年前WordPressでホームページを作って納品したお客さんから、新しいページを追加して欲しいという依頼がありました。

打ち合わせをしているときはありがちなカスタマイズだと思ったので、簡単に請け負って帰ってきたのですが、実際にやろうとしたら簡単ではなさそう。

インターネットで調べてみてもあまり情報がありません。

プラグインはいくつかあるようですが、更新が止まっていて不具合も出ているようです。

このようなCMSのカスタマイズを含むホームページの制作は、時間があるときに私が請け負って、スマホアプリやPCソフトの開発はプログラマーさんに回します。

私の手には負えないカスタマイズであればプログラマーさんに回しますが、そういうのは最初から大手ホームページ制作会社さんが請け負うでしょうから、今までのところそのような依頼はありません。

ちょうど同じ時期にスマホアプリの案件があったので、プログラマーさんに見積もってもらっているのですが、私のようにいい加減ではなくてちゃんと時間をかけています。

いつも思うのですが、こういうところはスゴイなと思います。

考えてみれば当たり前で、見積もりが間違っていて納品できなかったら大問題ですもんね。

みんなと同じことにお金を使えば後悔や罪悪感を感じなくて済むのかもしれません

昨日はある商品を買ったあと、その商品が他のお店で安く売られているのを見つけても、よく使うモノであれば損をした気にはならないということを書きました。

同じことは、たくさん投資したのに今使っていないモノについても、使い倒したという感覚があれば損をした気にはならないように思います。

昔MD(ミニディスク)をいう規格がありましたが、私もそれを持っていて、片っ端からレンタルCDなどを借りてそれに録音していました。

今でもそのときのMDディスクが百枚単位で残っています。

MDのポータブルプレイヤーはとっくに壊れてしまいましたし、ミニコンポで聴くことはできますが、音楽を聴くのは外出時がほとんどなので聴く機会がありません。

しかしMDは聴き倒したので元を取ったような感覚があります。

LPレコードもそうですね。学生の頃から一番お金を使ったと思いますが、世の中がCDに移行する時期に売ってしまいました。

こちらもMDと同じ感覚で、損をしたという気持ちはありません。

学生の頃といえば、学習参考書や辞書については買って損をしたという気持ちはあります。

全然成績が上がらないので、「これがいい」という話を聞けばその参考書や辞書を買っていました。

同じ商品を割高に買ったとしても使い倒せば損をした気にはなりません

今日ドラッグストアに寄ったので、最近飲み始めたトクホのドリンクセットを買っておこうと思って価格を見たら、近くのディスカウントストアより400円近く高かったので買うのをやめました。

千円以下で買える商品がこれだけ違うと、さすがに驚いてしまいます。

気になったので、帰る途中にある別のディスカウントストアに寄ってみると、いつも行くディスカウントストアより100円安い。

ラッキーと思って買って帰りました。

こんなことを書いたのは、実は昨日買った小型PCが、買ってしばらくして別のお店で4千円安く売られていたのを見つけたからです。

3万円前後の商品なので、ずいぶん値段が違う感じがします。

ただ、私は昔からパソコンやタブレットを買うと使い倒しているので、もし割高に買ったとしても元が取れると思うと残念な感覚はありません。

逆にいくら安く手に入れたとしても、使わないで置物になってしまうモノはもったいないと思います。

ずいぶん昔、衝動的に一眼レフカメラをディスカウントストアで安く手に入れたのですが、使ったのは最初のうちだけで、ほとんど使わずにしまってあります。

電子ピアノもそうです。

街のいたるところに超小型PCが設置されて自由に使えるようになるかもしれません

来月パソコンの勉強会があるので持ち運びのできるWindowsパソコンが必要なのですが、これから忙しくなりつつあるので今のうちに買っておこうと思って、LIVA Zという小型PCを注文しました。

先日ブログにスティック型PCなんていいかもしれないと書いたのですが、勉強会の内容が決まるまでちょっと保留していました。

ここ数日やることも何となく見えてきて、ちゃんとWindowsの業務ソフトが動かないとダメだと思ったので、増設メモリで8GBにできるこの機種に決めました。

12センチ前後のほぼ正方形で約365g。小さくて価格も安いので助かります。

なんてことがあって先ほどインターネットを見ていたら、先日発売されたばかりのLIVA Q2という超小型PCのレビューを見つけました。

こちらは7センチの正方形、約260gとあります。小さい・・・。

メモリは4GBで増設できないようなので本格的な業務に使うのは難しいかもしれませんが、Webサイト閲覧のような用途に絞れば十分だと思いますし、なによりWindows 10が動くわけですからアイデア次第で面白い使い方ができそうです。

さらに昨日はRaspberry Piの新製品、Raspberry Pi 3 Model A+が発表されたようです。

IT関連でも昔なかったタイプの仕事が増えているように感じています

打ち合わせをした会社の方が、「打ち合わせ内容とは関係のないけれども、この間取った見積もりをちょっと見てもらえないか」とおっしゃるので拝見しました。

企業ホームページとは違う目的のWebサイトを作りたくて二社に依頼したところ、どちらからも100万円近い見積もりが来てビックリしたとのこと。

詳細を見るとCMSをカスタマイズしたり、かなりの量のページのライティングをしたり、集客の仕組みを作成しそれをレクチャーしたりと、制作から運営の補助まで一通り網羅した内容です。

クライアントさんには、「制作する内容や期間からいって、この見積もりはおかしくないと思います」とお伝えしました。

ただ問題はクライアントさんはITに詳しくない個人事業主なので、だいたいの相場が分からなかったことにあると思います。

見積もりを依頼された会社の担当の方がクライアントさんとじっくり話し合っていれば、もう少し見積もりの内容は違っていたと思いますが、このような方法でうまく回っている制作会社さんでしょうから、今回のように受注が成立しなくても問題ないのでしょう。

天神以外で打ち合わせがあると改めて福岡に住んでいることを思い出します

今日から珍しく三日連続で外出します。

一日目と三日目の目的地は天神ですが、二日目に打ち合わせに行く会社の事務所は西鉄大牟田線沿線にあります。

私は地下鉄七隈線を利用していて、この電車は途中まで福岡都市高速環状線に沿って走っているのですが、福岡大学駅からギュイ〜ンと天神方面に折れ曲がります。

まさに「すべての道は天神に通ず」。

なので、終点の天神に近い駅から西鉄大牟田線に乗り換えることになります。

折れ曲がらずに環状線に沿って走ってくれれば、西鉄大牟田線と交差する地点が打ち合わせをする事務所の近くなのですが。

そんな感じで鉄道を通すことができるのは、例えばJR中央線だけでも大きな都市がいくつもある東京のような大都市だけでしょう。

東京は新宿、渋谷、有楽町など、繁華街がいくつもあって、住み始めた頃は同郷の友達と「天神がいくつもあるみたいだね」と驚いていました。

生活に慣れてくると、「いったん繁華街に出て○○行きのバスに乗り換えて」なんてことはせずに、「調べさえすれば直接目的地に行ける電車がある」というような感覚になっていました。

そんな感覚でいられるのはおそらく東京だけですよね。

今後も企業のWebサイトがどのような技術で作られて行くのか見ていたいと思います

昨日はレスポンシブWebデザインが普及する前の時代を思い出したことを書きました。

以前ホームページを作った会社の方から追加ページの制作依頼が来て、参考ページとして指定されていたWebサイトを見るとレスポンシブWebデザインではなかったことから、昔の記憶がよみがえってきたんですね。

実は弊社の楽譜作成ソフトScore Magazineのホームページ(http://mappli.net/scoremag/)はレスポンシブWebデザインではありません。

現在はCMSで作っていますが、2001年にバージョン0.9のリリースをお知らせするページが残っていて、このときはホームページ・ビルダーで作りました。

しばらくするとXOOPSというCMSの名前を聞くようになって、本を買っていくつかホームページを作りました。

そのうちTableタグではなくCSSでデザインしようという風潮になって、手打ちで作るようになりましたし、動画だけでなくボタンもFlashで作ったりするようになりました。

レスポンシブWebデザインが普及する前のことを思い出しました

以前ホームページを作成した会社の方から、新しいページの制作依頼のメールが来ました。

このWebサイトと同じようなことがしたいとURLが書いてあったので、そのWebページを見てみたら、カテゴリ名がズラッと横に並んでいます。レスポンシブWebデザインではありません。

依頼された会社のホームページはレスポンシブWebデザインで作っているので、横一列にカテゴリ名を並べてもスマホで見たら数段に折り返されてしまいます。

今度の打ち合わせのときにそのことをお伝えして、カテゴリ名はサイドに縦に並べてはどうですか?とご提案してみましょう。

例として提示されているWebページは、とても美しい画像が多用されているアーティスティックなもので、タイトルバックは右端から左端にかけてグラデーションが入っていたりします。

そうですよね。こんなにきれいなWebサイトですから、参考にしたくなる気持ちは分かります。

昔はスマートフォンやタブレットのことを考えなくてよかったので、デザイナーさんが自由にデザインしていました。