スマホの多様化で画面サイズ大小の幅が広がるとアプリのデザインに苦労しそうです

弊社のチャットアプリ「楽々談話室」のワンタッチで文章入力ができる機能を拡張しようとしているのですが、短い文章や長い文章が混在しているため、入力できる文章リストのウィンドウをどうしようかちょっと悩んでいます。

ウィンドウをスマートフォンの横幅に合わせるのがシンプルでいいのですが、大きなサイズの画面で短い文章のリストを表示させると空白が目立ちます。

一方で小さなサイズの画面だと、ウィンドウをスマホの横幅に合わせても長い文章は改行が一つでは足りません。

タイトルバー部分にチャットグループ名を表示する際も同じですね。

小さな画面サイズだと、アプリ名のあとにグループ名を表示する余裕はあまりありません。

この作業が終わったらAppleに申請しようと思っているのですが、最近のiPad Proなんて画面サイズが12.9インチもあるんですよね。

このアプリはiOS 9にも対応する予定で、そのテスト用に使っているiPod Touchは4インチ。とんでもなくサイズが違います。

Webサイトであれば利用者はレスポンシブウェブデザインを見慣れているので、iPad ProとiPod Touchで見えるデザイン(レイアウト)が変わっても何とも思わないでしょうが、アプリの場合そう簡単には変えられません。

Python 2と3の環境の違いなどに戸惑ってなかなか先に進みません

今月始めにGoogleが提供しているAPIを使ってみようと思い、インターネット上にある情報をもとにgoogle-api-python-clientをインストールしてサンプルを実行したら、ImportErrorが出たというお話をしました。

そのときは、たまたまpipをupgradeするといいという記事を見つけてやってみたのですが、今度はpip自体がおかしくなってしまい、他にやる仕事もあったのでそこで止まってしまっていました。

時間もできたので再度調べてみたのですが、何とPython 3になってコマンドがpip3になっていたんですね。

Python 2と3の共存環境ではpipとpip3を分けなきゃなんなくて、Python 3だけの環境ではpipでもいいのだとか。

私がネットで参考にさせていただいた方々は、どちらか一方の環境だったということみたいです。

こんなところから分かっていなかったのでした。はぁ・・・。

pip3でインストールしてapiclientのimportが通り、oauth2clientは別個にインストールしてimportが通るようになりました。

今回の勉強会はWeb上で動作するアプリのメリットをお伝えしました

昨日はASK アクティブシニア交流会さんの三回目のGoogle勉強会でした。

前回「WordやExcelがあるのになぜGoogleを使うのか?」というご質問が出たので、今回はアプリ間の連携や共有設定を活用して、業務を効率化する例を中心にお話しました。

Microsoft製品も同様の機能は強化されて行くでしょうが、Googleのオフィス製品は最初からWebアプリでしたので、連携や共有設定に関しては一日の長があると思います。

参加された方々のMicrosoftオフィスは365などではなくインストールするタイプのようですので、Googleフォームとスプレッドシートの連携をお見せして、インストールタイプのExcelとは違う使い方を解説しました。

この連携は、毎月ASKさんが開催されている交流会やビジネス研究会の受け付けに利用しているので、みなさん見慣れていらっしゃると思ったんですね。

Web上で動くアプリのメリットを初めて理解されたようですので、やってよかったと思います。

そのあとはGoogle Keepの機能を一通りご紹介して、ドキュメントとの連携やKeepのリマインダーをカレンダーに表示させたりする方法を解説しました。

変化の激しい業界にいたら「変化するものが生き残る」と思わないとやって行けません

先日より、外の世界から見ると楽なようで、中の世界ではとても大変なことはよくあるというお話をしています。

モバイルアプリ開発をされている方はご存知だと思いますが、Parseというとても評判のよかった開発環境がサービスを終了してしまったことがありました。

私もプログラマーさんと、あのFacebookがやっているから安心なので、次は使ってみようかと話をしていたところでした。

その頃は別の開発環境でアプリを作り始めていたので使わずに済んだのですが、そのアプリの開発環境もバージョンが進んで未対応になるAPIが出てきたりして、今対応に苦慮しています。

私はこれまで「IT業界で仕事をしている人は技術があるからいいね」というようなことを何度かいわれたことがあります。

しかし使われなくなりつつある技術があったとして、自分の仕事がその技術に依存していたり、自社システムがその技術で構築されていたりしたら、外の世界の人に「いいね」といわれても素直に喜べないと思います。

このようなことはIT業界に限らずどんな業界にもあてはまると思います。

もちろん中にはそれほど技術革新のようなものがなく、新規参入もなくて需要が安定しているような「知られざる業界」があるかもしれません。

ダイナミックな変化が起きる業界にもメリットがあるように思います

私はアプリ開発を請け負ったり、自社で開発したアプリを販売したりしています。

少ない人数でやっていますので、プログラマーがやる作業以外はほとんど自分でやっています。

営業や講師などをやるときは、ITの世界の外にいる人とお付き合いしますし、アプリの仕様を考えたりCMSなどのスクリプトを書いているときは、ITの世界の中にいる人寄りになります。

なので今回のJava有料化の話は、これから影響が出て来るなと感じるのですが、ITの世界の外にいるお客さんにとってはほとんど関係のない話だと思います。

ずいぶん昔ですが、ブログはMovable TypeというCMSで書く人が多かったことや、Webサイト上の動画はFlashというランタイムで動いていたことなども、ITの世界の外の人にとっては知らないことかもしれません。しかし私にはずいぶん影響がありました。

私にはIT業界に関係のない知人も多いのですが、彼らはこのようなことを全く知りません。

もちろんこのような話は他の業界でも同じだと思います。

景気や技術革新などで、業界再編の波が幾度となく押し寄せている厳しい業界も多いと思います。

外の世界にいる人は、中の世界の人の大変さを実感することは難しい。

外の世界から見ると楽なようで中の世界ではとても大変なことはよくあります

太田久紀著「凡夫が凡夫に呼びかける唯識」(大法輪閣)という本の中で、著者の知人の方が「我々仏教者はいいことばかりやっていればいいから楽だ」というようなお話をされたエピソードを紹介されていました。

ページ数の多い本なのでどこに書いてあるのか探しきれず、本当に大まかな記憶なのですが。

このエピソードには、私のような仏教者ではない普通の人がよくない行いをして煩悩を重ねることで、結果的に苦しい人生を歩むことにならないように、注意を促す意味もあるのだろうと思います。

それに「楽だ」とはいっても大乗仏教のお坊さんのことですので、ただ悪いことをしないように生活していればいいという話ではなく、衆生を救うべく厳しい修行をされるのだと思います。

唯識は「五位の修行」といって、悟りを得るために気の遠くなるような時間をかけて意識を変容させて行く修行をするようです。

最初このエピソードを知ったときは、「この人のように考えていれば楽でいいかもしれないな」なんて呑気なことを考えていました。

ところが本を読み進めて修行の内容を知れば知るほど、とんでもない思い違いだということが分かってきました。

実はこんな話を思い出したのは、昨日書いたように、プログラミング言語の世界が今大きく動いているからなんです。

Kotlinの入門書を買ってちょっとワクワクしています

数日前に、プログラミング言語Kotlinのネイティブコードを生成するプロジェクト「Kotlin/Native」がベータに達したというニュースを知りました。

WindowsやWebAssemblyなどのバイナリコードを生成できるとか。

昨年GoogleがKotlinをAndroidアプリの開発言語に採用したことや、Javaが有料化になるなんて話題とあいまって、プログラミング言語の世界は結構動いてるなと感じていました。

そこで今回のニュース。

ついKotlinとはどのような言語か、大まかで構わないので一通り知りたくなりました。

私はプログラマーではありませんし、忙しいのにそんなことをしている場合かというのもあるのですが、プログラマーさんと会話をするためにも・・・というような理由をつけて入門書などを探し始めました。

知らない言語を試してみるのは妙にワクワクする性格なんですね。

長澤太郎著「Kotlinスタートブック」(リックテレコム)というのが定番みたいですが、対象読者がJavaを知っている人のようで、私には無理っぽい。

「モザイク型就労」が機能している世の中が実現して欲しいと思いました

昨日は檜山敦著「超高齢社会2.0」(平凡社新書)という本を買った話をしましたが、読み進めるうちに、このような仕組みが機能しだしたら筆者がいっているように若者も高齢者も生活しやすくなるなと希望が持てました。

この本の出版は2017年。「あとがき」にあるように、本の構想から三年経った時点での成果を紹介されています。

政府や自治体を巻き込んで、筆者の関係するプロジェクトが少しずつ軌道に乗り始めているようです。

しかし一方で、定年退職された方がハローワークに行っても、ほとんど希望する職は見つからないというような状況は現在も変わっていないように感じます。

「おわりに」に書いていらっしゃるように、この本の出版から東京オリンピックの2020年の三年間をマイルストーンとして、研究開発の成果を社会につなげていきたいとのこと。

本で紹介されている「高齢者クラウド」や「モザイク型就労」で検索すると、かなりの数の公的機関や民間のWebサイトが取り上げていますので、本当に2020年頃にはこれらのことばをあちこちで聞くようになっているかもしれませんね。

本の最終章に、高齢者クラウドが実用化されて機能している未来のシミュレーションがあります。

自分が高齢者になったときの就業環境に少し希望が持てそうです

昨日は、若い頃と違って季節の変わり目に体が対応できなくなったというお話から、自分が高齢者になることで、自分の体験を高齢者向けアプリの仕様作りに反映できるというお話までしました。

一方で、高齢者になってアプリ開発に携わっていられるのかという不安もあります。

そんなことを考えながらインターネットを見ていたら、檜山敦さんという方の「超高齢社会2.0」(平凡社新書)という本を見つけ、早速Kindle版を購入しました。

まだ前半のICTに取り組み始めているシニアの方々の話題までしか読んでいませんが、書評を見ると、シニアの方々がフルタイムで働くのではなく、それぞれの断片的な労働時間をICTを使ってうまく組み合わせる「モザイク型就労」というものを提案されているのだとか。

それはいいですね。

親や親戚など近しい人を見ればわかるのですが、高齢になればなるほど、体力にしろ集中力にしろ衰えてくるのは仕方のないことです。

私は今まで、自分が高齢になって就業するとして、仕事内容については自分のできることをするにしても、仕事時間については体力や集中力の衰えから人に迷惑をかけるのではないかと考えていました。

しかしこの「モザイク型就労」という仕組みを利用できれば、その不安もなくなります。

高齢になって自分の体の状態を高齢者用アプリに反映できれば有益だと思います

3日ほど前から急に寒くなりました。夜は寝間着の下にももひきを履いています。

書いていて思ったのですが、今は「ももひき」とか「ズボン下」とはあまりいわないみたいですね。

ちょっと調べてみると「レギンス」とか「タイツ」なんて呼んでいるらしい。

私の同級生が会話中にそんな呼び方をしたら、ちょっと笑ってしまいます。子供の頃、ももひきっていってただろうと。

話は脱線しましたが、深夜になるとももひきだけでは足りずに、使い捨てカイロを背中に貼っています。

ついこの間まで暑くてうんざりしていたのに、もうこれです。

最高気温が25度を下回っていますし、来週後半は21度くらいになるらしい。

もうちょっと過ごしやすい気候が続いてくれればいいのにと思うのですが、考えてみれば若い頃はこの程度の気温では全然寒くなかったような気もします。

季節の変わり目に体がついて行ってないんですね。

外国で暮らすとか、インターハイや国体の選手に選ばれるとか、若くして豊富な経験を積む人もいますが、このように年を取ってからじゃないと実感できない体の変化というものもあります。