AI・心・運命について

ずいぶん大げさなタイトルですが、自分の興味あることを考えていたら一つのテーマが見えてきました。

しかし興味の範囲でしかないので、学術的なお話ではありません。

私はIT関連の仕事をしているのですが、最近Raspberry Piを購入して音声認識と音声合成なるものを試しました。

試すといってもインターネット上にあるよくあるサンプル程度ですが、それでも面白いものだなと感じました。今後AIと連携させて行けばどうなるんだろう、と想像するとワクワクします。

「心」についてはこのブログで何度も書いていますが、仏教の深層心理学である唯識に興味があって、ここ数年それに関する本を読んでいます。

「運命」についても同様で、易経に興味があり、それに関する本を読んでいます。易経は占いの書でもありますが、儒教の経典である四書五経の一つに含まれる思想哲学の書でもあります。

金谷治著「易の話」(講談社学術文庫)によれば、この書の関心の中心は人間の生き方にある、とあります。

「AI」についてはいろいろな媒体で、毎日のように多くの議論がなされています。

議論はいくつかの側面についてなされていますが、その一つは人間のように心を持つようになるのかということでしょう。

自分の得意なことが分かってきたかどうかは本屋さんに行けば分かります

今日インターネットを見ていたら、人の能力を引き出すには環境を整えること、というような内容の記事を見つけました。

あと数年経てば還暦を迎えるので、年を取ってもできることを考えなければと常日頃思っているせいか、ふと目に留まったのです。

この記事を読んで、大前研一さんの有名な言葉を思い出しました。自分を変えるには時間配分を変えること、住む場所を変えること、付き合う人を変えることの三つしかない、というあれです。

そうなんですよね。考えるだけじゃ見つからないのでしょう。

大前さんの言葉を知ったのはずいぶん前なので、結局は実践できていないのです。

住む場所を変えるような行動はなかなか難しいわけで、私のやっていることは本やコラムなどを読んで、せめて意識だけでも変えようとすることくらいです。

それでもここ最近は、できることや得意なことなどかなり分かってきたつもりで、それらを組み合わせてどのように仕事に結びつけるかを考えている段階ではあります。まだまだ時間はかかると思いますが。

その証拠に、以前は天神のジュンク堂書店でビジネス書や新書のコーナーに行くと、目にする本の多くに「なるほど、おっしゃる通り・・・」と感銘を受けていたのですが、今ではそのようなこともほとんどなくなりました。

持病を持たれている方を見ると自分の生活を見なおしてしまいます

今日、病院から処方された薬をもらいに薬局に行ったら、若い男性の方と私より少し年上に見える女性の方が、薬剤師さんに薬の説明を受けていました。

男性の方は薬を吸入する方法を教えてもらっていました。

初めてもらう薬のようですが喘息なのでしょうか。私も一度だけもらったことがあります。呼吸器関連のお薬ですよね。

女性の方は頓服の説明を受けていました。

いいお薬ですのでいつも携帯しておけば安心ですよという感じで、薬剤師さんが優しく説明されていました。頓服の方も、私はパニック障害の治療のときにもらっていました。

医療費は三割負担ですが、それでもかなりの金額になります。

仕事先の私とそれほど年齢の変わらない方々も、毎月一万円前後支払われているそうです。

私も子供の頃からひどいアレルギー性鼻炎や腹痛や精神的な病気など、それなりの治療を受けましたが、この十年以上はお医者さんにかかっていません。

生活を変えようと意識していた時期があって、無理しているなと感じるところを真剣になおそうとしたんですね。それがよかったんだと思います。

今考えると、無理しているときはお酒の量も増えて、20代の後半などは毎日ウィスキーのボトルを半分以上空けていました。

自分の仕事道具に対してもそんなに物欲がないことに気づきました

知人がガスコンロやキッチン備え付けの換気扇、炊飯器などの調理器具一式を入れ替えるそうです。

購入してから10年から20年経っているようで、いろいろなところにガタがきているからだとか。

工事も必要になるのですから結構な出費だと思います。

シニアの方なので時間もあり、料理が趣味の方なので、気分的にも新しいものにしたいのでしょう。

私など、料理は買ってきたものをレンジでチンするくらいしかしないので、どんなに古くても動いてさえいれば気にしません。

それどころか、調理器具以外でも壊れてからじゃないと買い替えたりしないような気がします。

昔会社に勤めていた頃、来季の予算で必要なものを申請する際に、同僚がフロッピーディスクドライブやディスプレイなどを書いていたので、「あるのに何故?」と訪ねたことがあります。

「今あるのは古いから」とか「違うタイプを使ってみたいから」という理由でした。

そのときは人それぞれ、モノに対して感じ方が違うなと思ったものです。

今考えてみると、食に対してこだわりはないので調理器具にもこだわらないのは当然ですが、ずっとパソコンの仕事をしているのに、そんなにこだわりがないのは不思議な気がします。

当時ワンボードマイコンをさわっていた人たちは楽しかっただろうなと思います

昨日Raspberry PiのJuliusを設定していて、こちらの思っていることを認識させたいならば辞書を作る必要がある、というところまでやりました。

今日も気になってしまって、昨日の続きで独自辞書というものを作ってみました。

いくつかのWebサイトに「こんにちは」などの基本的な言葉を登録する方法が書かれています。

登録された言葉とはいえちゃんと認識してくれます。すごいものですね。

当面の目標としては天気予報などを喋ってもらいたいのですが、そうなると認識した結果を取得しなければなりません。

なんでもモジュールモードなるものがあって、それを使うとのこと。

というところまで調べて、今日はここまで。そろそろ来週のGoogle勉強会の資料を作らなければなりません。

昨日も書きましたが、Raspberry Piは今までさわってきたパソコンやスマホと同じコンピューターではあるのですが、シングルボードコンピュータというジャンルの違いだけで、これほどやることが変わるというのはちょっとした驚きです。

ウィキペディアのシングルボードコンピュータの項に、ワンボードマイコンと比較している箇所がありました。

最初から音声認識などを試してみるような機器は初めてです

今日はRaspberry Piに音声認識エンジンのJuliusをインストールしてみました。

最初インストールして動かすとエラーが出るので調べたら、どうも私が参考にしたWebサイトのやり方では現バージョンのRaspberry Pi 3 Model B+で対応していないところがあるらしい。

コンパイルする際にmakeの前の「./configure」にオプションを付けて「./configure --with-mictype=alsa」にすることでエラーを回避できました。

「raspberry pi --with-mictype=alsa」で検索すると、いくつかの解説サイトにヒットします。

Juliusを動作させてみると<<< please speak >>>といってくるので、マイクで「こんにちは」などと喋ったのですが認識してくれません。「リンゴ」、「蜜柑」、「ぶどう」のみ認識するサンプルのようです。

喋ったことを認識させるには辞書を作らないといけないみたいです。

なので今日はここまで。先は長い。

Raspberry Piは昔MS-DOSをさわっていたときのようなワクワクを感じます

今これを書きながら、SD Card CopierでRaspberry PiのSDカードをバックアップしています。

先日Juliusという音声認識システムを設定していたらエラーが出たので、いろいろいじっていたらRaspberry Piが起動しなくなり、もう一度OSインストールからやりなおしていたのです。

まだ大したことをやっていなかったので、Juliusを設定する直前まですぐ再現できましたが、同じことが起きたらかなわんと思って、バックアップのためにSDカードをもう一枚買いました。

最初Win32 Disk ImagerというWindowsのソフトで、imgファイルとして保存しておこうと思ったのですが、SDカードの内容を書き出す際にエラーになって先に進んでくれません。

結局Raspbianに付属しているSD Card Copierで直接別のSDカードに書き込みました。SDカードは千円程度で買えますからね。

OS起動時のエラーといい、SDカードの書き出しといい、初めてのことはよく分かりません。

とはいうものの、このような事態も少しは面白いものだなと思ったりします。パソコンを使い始めたときは分からないことだらけだったわけですから。

創作活動をする際に夜型人間のメリットはあるように思います

昨日は調べ物をしていて、寝たのは午前3時過ぎでした。

ただ最近は2時過ぎまで起きていることが多いので、昨日が特別というわけではないのですが、どんなに遅く寝ても起きるのは朝8時台ですので、明らかにいつも寝不足ですね。

こんなことを書いたのは、たまたまライフハッカーの9月7日の記事、「「早寝早起き」に囚われるな。「国民総寝不足」の日本人が知るべき睡眠研究からわかった事実」を見たからです。

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)の柳沢正史機構長という方のインタビューです。

いろいろな興味深い研究結果が紹介されていて、10項目ほどの質問表に答えるだけで、自分が朝型なのか夜型なのかが分かるテストもあります。

以前より早寝早起きのメリットはいたるところで紹介されていたので、そうなんだろうなとは思っていたのですが、私にはとても無理です。

小学生低学年の頃から夜更かしをしていて、授業であくびばかりするので先生に注意されていたくらいですから、もう生まれつきだと思います。

記事には朝型/夜型は遺伝子で決まっている、というようなことも書いてあったのですが、私の親はとんでもない早寝早起きなので、もし遺伝だとすれば隔世遺伝だと思います。

Google勉強会の初日が終わってだいたい望まれていることが分かりました

昨日、ASK アクティブシニア交流会さん主催のGoogle勉強会がありました。

会員さんばかりなのでシニアの方に向けた講座です。

しかも初回なので、Googleアカウントのことやパスワードの管理方法、Chromeを規定のブラウザにする方法、GmailやGoogleドライブを使ってみるところまでをお伝えする予定でした。

始まってみると会場のWi-Fi接続がうまくいかない方が数人いて、その対応に時間を取られてしまいました。

それについては想定内だったのですが、Webブラウザとは何かとかGmailやパスワードの意味など、ITのインフラそのものに対しての質問は想定外で、説明に手間取ってしまいました。

私の親と同じ80代の会員さんもいらっしゃって、その方々がこのような質問をされるので、ASK会員さんのITに対する熱意はいつもすごいと驚いてしまいます。

実際には予定したところではなくGmailを使うところまでで終わったのですが、みなさんの望まれていることなどだいたいのことは分かりました。

しかし管理や設定のことだけで終わったら、みなさん何のためにこの勉強会をやるか分からないだろうなと思いました。

一時的な世間の風潮に影響されすぎないよう気をつけなければと思います

リーマン・ショックから10年というニュースが流れています。

私は経済は苦手ですので、そのときに比べて今はどのような経済状態になっているのかよく分かりません。

当時はとても不安を煽るようなニュースばかりで、100年に一度の金融危機みたいなことがいわれていたと思います。

その時期私は、知人のある高級食材のネットショップをお手伝いしていて、ショップを開設してから半年以上経っていたように思いますが、月にコンスタントに4、5個は売れるようになっていました。

結構いい感じなので頑張ろうと張り切っていた矢先に、この事件が起きました。

本当にピタッと一個も売れなくなってショックを受けた記憶があります。

リーマン・ショックからしばらく経つと、会社の倒産や派遣社員の方が契約を打ち切られたりするニュースをよく見るようになりました。

特に年越し派遣村のニュースは今でもはっきりと覚えています。

100年に一度とあちこちでいわれていたものですから、このような暗いご時世が何十年も続くんだろうな、と憂鬱な気分になったものです。

ところがそれから3年、4年くらい経ったでしょか。100年に一度という言葉はほとんど聞かれなくなったように感じました。