記録メディアが必要な録音機器は時代が変わると悩ましいです
作成者:admin 作成日:日, 02/19/2017 - 21:55昨日は音楽鑑賞用のハードウェアのお話をしましたが、記録メディアの変遷によって使えなくなってしまうのは、音楽作成用のハードウェアにしても同じです。
例えば、先日記事に書いたADAT。
当時は、手に入りやすいS-VHSのビデオテープに、マルチトラック録音ができる製品として一世を風靡しました。
今でも録音機器などのインターフェースに、ADATオプティカル端子を見かけます。
それほど普及したんですね。
一世を風靡したといえば、サンプラーという、音を録音してそれに音階を付けて発音させる機器があります。
サンプラーが出始めた頃に、AKAIのS900という製品があり、私も持っていました。
とても太くていい音がすることもあり、これもかなり売れたのではないかと思います。
当時の技術で作られていますので、12bitサンプリングで、記録媒体に2DDの3.5インチフロッピーディスクを使っていました。
S900は独特の存在感がある音ですので、今でも使っている方は多いのではないでしょうか。というより、これからもずっと使い続けたいミュージシャンは多いと思います。