頭では仕事に取り入れようと思っても興味が持てなければ難しいと思います

先日知人が、Googleスプレッドシートのフォントサイズを変えたりして、見やすく印刷しようとしていたのですが、慣れていなくて苦戦していました。

その人はExcelを使えるので、Excelファイルとしてダウンロードできますよ、と目の前で手順を説明すると、それは便利だと喜んでいたのですが、後日一人で作業をするときには、ダウンロードのことは忘れてGoogleスプレッドシートを直接編集し、やはり苦戦したようです。

本当に必要なとき以外はパソコンを使わない人で、業務でパソコンを使っていなかった年代の方ということもあり、なかなか覚えられないのだと思います。

そういう私も、ゲーム開発会社に所属していた頃は、ゲームのことを覚えようとしてもなかなか覚えられませんでした。

その会社で楽譜作成ソフト担当だった時期は問題なかったのですが、20代後半は楽譜作成ソフトの担当を外れたので苦労しました。

覚えられないのは年齢のせいもあるかもしれませんが、やはり興味があるかないかが一番大きいと思います。

夜の方が自分の世界を広げる活動をするのに向いているのかもしれません

昨日は、中学生の頃にオールナイトニッポンの第二部を聞いていたとき、とてもワクワクしたことを書きました。

今にして思えば、昼間は家庭や学校に緊張感というか、ストレスを感じていたんだろうと思います。

夜が更ければ更けただけ、開放感のようなものを感じていたんじゃないでしょうか。

「草木も寝る丑三つ時」というくらいですから、昔は人が寝静まった時刻だったのでしょう。

インターネットで調べてみると、オールナイトニッポンの第二部が始まる午前三時は丑寅の時刻。

丑寅といえば鬼門の方角なので、ワクワクというより、昼間の世界とは違う気配のようなものを感じていたのかもしれません。

以前、五木寛之さんの何の本かは忘れたのですが、ある島の先住民は一日という考え方をしないで、一つの昼と一つの夜という数え方をする。人間が活動する時間帯と精霊などが活動する時間帯を分けるという世界観はとても豊かだと思う、というようなことを書かれていました。

それを読んで、いい話だなと感動したことを覚えています。

高校生までは、夜更かしをしても遅刻しない程度に早く起きて学校に行っていました。

朝型に変えられる人はもともと朝型の資質があったんじゃないかと思います

ゴールデンウィークの影響もあってか、最近夜寝るのが遅くなっています。

昨日も午前三時くらいでした。

小学生の低学年の頃から夜遅くまで起きていて、学校でアクビばかりしていたので、先生から「何時に寝てるの?」と注意されていた記憶があります。

そんなことを思い出したのは、たまたまインターネットを見ていたら、齋藤孝さんが自著「夜型人間のための知的生産術」(ポプラ新書)を紹介されている記事を読んだからです。

去年出版された本で、私も書店で見かけたとき、齋藤孝さんも夜型なんだとちょっとうれしくなりました。

かなり前から、世の中の風潮は、生産性を高めるために朝型になることを勧める本や記事ばかりになって、夜型の私は肩身の狭い思いをしていました。

記事は東洋経済ONLINEの「「夜型人間」だから蓄えられる種類の知識ある」というインタビューで、夜のよさを次のように表現されています。

「効率よく手早く段取りよく進めるのが昼間の仕事で、夜は効率は求めず自分と向き合い、考えを深め、教養を身に付ける。じっくり自分の世界に浸れるのが夜のよさです。」

私が教養を身に付けられているかどうか分かりませんが、自分の世界に浸れるというのはその通りだと思います。

業種によって作業期間もお客さんの捉え方もずいぶん違うなと思います

昨日は水道工事の業者さんを見て、自分の仕事と比べてしまったことを書きました。

今回の工事は、発注する側からすれば困っていて本当にやってもらいたい仕事であり、受注する側からすれば一時間もかからずに一つの仕事が完了します。

私の場合、例えばホームページ制作の仕事は今は依頼されたときしかやっていませんが、以前私一人で積極的に請け負っていた時期がありました。

同業者さんは多いですし、大手の制作会社さんのように、CMSやWEBフレームワークを細かくカスタマイズして大企業に納品するような技術や実績はありませんので、そのときは中小企業さんを対象に価格を抑えて請け負っていました。

あるとき、ある会社から依頼を受けたのですが、資料を待ってもなかなか来ないので連絡してみると、ホームページの効果が分からないので発注は考えなおしたいといわれたことがありました。

またあるとき、ある学校から依頼が来たのですが、制作費数万円にも関わらずかなり多くのご要望があり、かつ納品の前に審査があるというのでお断りしたことがありました。

今考えてみると、お客さんがそれほど困っていなかったり、制作費分の作業を超えたのに作り続けなければならない可能性があったりと、水道工事と比べるとずいぶん違うと感じます。

一人で工事を請け負う業者さんは精神衛生面から考えるといい仕事かもしれません

先日台所の蛇口部分が古くなったので、ホームセンターで新しいものを買ったのですが、そこで紹介してもらった水道の業者さんに、古くなったものと取り替えてもらいました。

「水栓金具」という部品だそうです。

新しいものは、水道からの管と温水器からの管と接続する部分にマイナスのネジが付いていて、そこを調節すれば水の出が変えられるので、節水にもなりそうです。

工事に来たのは2、30代のお兄さんで、以前取り付けたのが何十年も前だったので少し手こずられたようですが、それでも3、40分ほどで作業が完了しました。

特殊な工具も含め、素人には取替えは無理だと思いました。

実はそれより何日か前、インターネットである記事を読んでいて、それは若い人が仕事にやりがいを感じられずに辞めて行くというような、よくある内容だったと思うのですが、そのコメント欄に目が止まりました。

コメントを書いた人も最初は希望を持って今の会社に入社したが、最近では嫌々仕事をこなしている。昔の友達で、電気や水道のような工事を一人で請け負う仕事を選んだ人たちは、日々それほどストレスを感じずに何とか生活できている。自分も最初にそのような知識があったら、そちらの道を選んでいた、というようなことが書いてありました。

定年を迎えてからの方がスマホやパソコンを活用したくなるのかもしれません

昨日は、株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所が今年の初めに発表した資料を見て、60代のスマートフォンとパソコンの両方を持っている人の割合が男性36%、女性37%と、思ったよりも多かったので驚いたということを書きました。

この方たちは、パソコンをどのような用途に使われているのでしょうか。

写真を加工されたり、囲碁・将棋のようなゲームをされている方もいらっしゃると思いますが、やっぱり基本的にはWordやExcelやPowerPointを使われているような気がします。

私が社会人になった頃のことを思い出してみると、20代中頃にはNEC PC-9801でワープロの一太郎を使っていました。

当時ハードディスクはまだ高価だったので、一太郎のプログラムと保存用の二枚のフロッピーディスクがカチャカチャ音を立てて動いていたのを記憶しています。

MicrosoftのWordやExcelを使うようになったのは、それよりもずいぶんあとです。

私は50代ですので、今の60代の方がWordやExcelを業務で使用するようになったのは、40歳くらいからじゃないかと思います。

そういう意味で、最初に挙げた数字の割合を見て、積極的に活用されている方が多いなと感じたんですね。

60代の方がスマホとパソコン両方を所有している割合の高さに驚きました

以前株式会社ビデオリサーチが発表した、シニア層の携帯電話所有率の調査結果ことを書きました。

調査は2017年に実施されたもので、60代後半のスマートフォンユーザーとガラケーユーザーの比率が逆転したことがトピックになっていました。

そのときは、団塊の世代の人たちがこの世代に入ってきているのも理由の一つかな、と思ったものです。

今日インターネットを見ていると、株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所という機関が、シニアのデバイス所有状況という調査結果を発表していました。

こちらは2018年1月の調査で、60代のスマホユーザーがガラケーユーザーを初めて上回ったことが書かれていました。

こちらは携帯電話だけではなく、パソコンの所有率も調査されています。

私が驚いたのは、スマホとパソコンの両方を所有する人が60代男性で36%、同じく女性で37%もいたこと。

どちらも三年前の調査から倍増していますので、60代の半数の方がスマホとパソコンの両方を所有する時代もそろそろやって来そうです。

管理画面を含むスマホアプリというのは初めての経験なので改良して行きたいと思います

安心対話室」と「サポート相談室」の管理画面の動作を少し改良していました。

どちらのアプリもカウンセリングに特化したチャットアプリで、カウンセリングを受ける方はスマートフォンアプリを使いますが、カウンセラーはPCのアプリを使って対応します。

WEBブラウザのチャットアプリを使って利用者とチャットを行い、WEBブラウザの管理画面から利用者のスマホにプッシュ通知などを行うわけです。

「サポート相談室」の方は企業の保健室(相談室)での利用を想定しているため、利用率を上げるために匿名でチャットをするという特色があります。

そのため、「安心対話室」はカウンセラーが管理画面で直接ユーザー登録をするのに対して、「サポート相談室」は発売元の株式会社cocotamaさんがニックネームで利用者のユーザー登録を行います。

そのような違いはありますが、どちらのアプリもカウンセラーがPCの管理画面で、利用者のチャットに表示される名前(ニックネーム)やパスワードなどを変更することができます。

生活する環境によって移動についての意識はかなり変わるように思います

東京から福岡に戻ってきて感じたのは、クルマで移動する人が多いことです。身近な人たちを見ていてそう思いました。

もちろん、福岡に比べて東京の公共交通機関はものすごく発達しています。

都内であれば、ちょっと歩けば電車や地下鉄の駅があるようなイメージです。

福岡では、市内でもバス停の停留所までかなり歩かなければならない地域も多いとは思います。

クルマを使わざるを得ない状況は、福岡の方が断然多いでしょう。

しかし自宅から駅までそんなに遠くない人が、クルマで通勤している例も多いように感じます。

驚いたことの一つは、親が近所のダイソーのようなディスカウントストアに行くときも、クルマを使っていたこと。

買ってきたものを見ると、ガソリン代の方が高いんじゃないの?というような感じなのです。

福岡に帰ってきてしばらくの間、ある会社で働いていたのですが、クルマ通勤していた同僚がある日事故でクルマが使えなくなり、公共交通機関で通勤することになりました。

公共交通機関を使って普通に通勤できるところに住んでいたようです。

ところがしばらくして、またクルマ通勤に戻りました。

鉄道を中心として人の流れが変わることに改めて驚きました

今日天神に用事があって、夕方の5時近くに地下鉄七隈線に乗りました。

Tabletでアプリのテストなどに集中していて、福大前駅で「学生さんがいっぱい乗ってきたな」くらいは感じていたのですが、天神直前で社内がとても混んでいるのに気がつきました。

終点の天神南駅で降りて改札に向かうとき、エレベーターも階段も人で溢れています。

ほとんどが大学生や専門学校生のように見えます。

学校が終わる時間になると、毎日こんなに混んでいるのかと驚きました。

彼らは、西鉄大牟田線や地下鉄空港線を経由して帰路に着くのだろうと思います。

普通に考えると、自宅のある郊外から学校のある都心に通学するわけで、私の住んでいるところが郊外の外れなので不思議な感覚だったんですね。

東京の大学は教養課程のキャンパスが郊外にあったりして、最初の二年間は都心から電車で郊外に通うようなイメージがあるのですが、そんな感じです。

もともと七隈線は大きな大学を経由するように走っているので、当たり前ではあるのですが。

いつも思うのですが、私がよく利用する地下鉄野芥駅は帰社時間になると降りる人が多いです。

この駅は国道が交差しているので、バスに乗り換える人が多いのでしょう。