新しくやりたい仕事の需要とそれに対する自分の熱意が確認できるまでが長いです

また昨日の続きで、今後の仕事の方向性を考えているというお話です。

今やっているITの仕事と並行して、前々から新しくやりたいと思っていることを検討しているのです。

やりたいことは大まかに決まっているので、あとはどのようにすれば利益を得られるのかや、そのやりたいことが本当に続けられるのか。

三十代前半で独立したときも実は同じようなことを考えていて、そのときは学生の頃から夢だった音楽関連の仕事ができないか検討していました。

音楽関連とはいっても、プレイするほうはとっくに自分の才能が分かっていたので、考えていたのはエンジニアとか音響関連とか、音楽を裏で支える仕事ですね。

しかし自分の音楽の好みを考えてみると、クラシック音楽の古楽であったり、ポピュラー音楽でも穏やかな曲調のものが好きなので、もし裏方の仕事に就けたとしても、長く続けることはできないだろうなと思って諦めてしまいました。

スタッフとして音楽リハーサルスタジオに勤めていたとき、お客さんに個性的な音楽を追求していたバンドの方は何組もいたのですが、基本的には趣味として楽しくやられていました。

「音楽が好き」という人は多いですが、どんな人にも好きな音楽のジャンルとそれほどでもない音楽のジャンルはあります。

井筒俊彦さんをキーワードに興味のあることがすべて繋がってちょっと感動しました

ここ数日、お盆休みを利用して、今後の仕事の方向性を考えているということをブログに書いています。

IT関連以外で長く続けられそうな仕事というのも並行して考えているのですが、興味のあることについて考えたりインターネットを調べたりしていると、井筒俊彦さんの著書「コスモスとアンチコスモス」(岩波文庫)のことを紹介しているWebサイトに目が留まりました。

華厳経に事事無礙(じじむげ)という概念があるのですが、これは「一つの共通な根源的思惟パラダイム」として東西哲学史に多くの顕著な例を見出すことができるとあります。

例として、イスラムの哲学者イブン・アラビーの存在一性論や荘子の渾沌思想、新プラトン主義の始祖プロティノスなどが挙げられているのですが、このブログで書いてきたライプニッツのモナドロジーや唯識のアーラヤ識も含まれています。

新プラトン主義も、ブログで何度か書いている若桑みどりさんのイコノロジー研究に重要な位置を占めていますし。

実はこの本のことは知っていたのですが、お値段の張る古本しかなくて買うのをためらっていました。

今年になって文庫本が出ていたんですね。さっそく注文していまいました。

新しい仕事のことを考えられるようになったのは五十代になったからだと思います

一昨日からブログに書いていますが、お盆休みを利用して今後の仕事の方向性を考えています。

年を取ってきたので、開発メインの仕事がちょっと辛くなってきたんですね。

もちろん今すぐどうこうというわけではありませんし、別の仕事をやるにしても、開発の仕事も続けて行こうと思っています。

しかし現実的に考えて、いつまでもITの仕事をメインにやるのは難しいと思います。

新しくやりたいことは大まかに決まっているので、今考えているのは、どのようにすれば利益を得られるのかや、そのやりたいことが本当に続けられるのかということ。

学生の頃にパソコンを買って以来、ずっと触っていても飽きるということがなかったので、今までITの仕事を続けてこられたのだと思います。

逆にいえば、いつも考えていることで、飽きないことじゃないと続けられないんじゃないでしょうか。

テレビでたまに見ますよね。一日中カレーのことばかり考えているカレー屋さんとか、少しの睡眠時間で一日のほとんどの時間をパン作りに費やしているパン屋さんとか。

確かにそこまでやれば美味しいだろうし、お客さんも絶えないでしょうが、そんなことができるのはほんの一握りの人だけでしょう。

帰省ラッシュのニュースを見ていると日本人全員がお盆休みだと錯覚しそうです

お盆休みの期間を利用して、今後の仕事の方向性を考えています。

盆や正月、ゴールデンウィークのようなまとまった休みじゃないと、そのような時間は取れません。

会社に勤めていた頃は、仕事をこなす毎日でしたので、このような連休期間はただ休むだけでした。

先日ブログに書いたように、東京で生活していたときは福岡に帰省していましたので、今回のように台風が近くを通れば飛行機が欠航しないか心配していました。

学生や会社勤めであれば平日と連休の違いははっきりしていますが、独立すると、平日であっても連休期間中であっても日常の風景は変わりません。

毎日夕食の買い出しに行く近所のスーパーは、お盆期間中であっても店員さんの顔ぶれは同じです。

夕食のときにつけるテレビが特番になっていて、そういうので連休中であることを意識したりします。

しかし考えてみると、社会人はサラリーマンや公務員の方たちの割合が多いので、帰省ラッシュが当たり前のように報道されていますが、連休のない人もたくさんいますよね。

野球やサッカーをはじめとするプロスポーツ選手なんて、国民と同じ連休期間というのはないでしょうし、テレビで活躍されているタレントさんも同じです。

年を取ってきたので開発メインの仕事から脱却したいなと思っています

先日ある会社さんのアプリをAppleに申請していて、七月末にリジェクトされてしまったことを書きました。

その日に易で次の日を占ったところ出た卦(か)が沢水困(たくすいこん)の初爻(こう)。四大難卦といわれるものの一つで、その名の通り困ったことが続くという占断。

三回リジェクトされて、そのあとAppleに電話対応してもらって、アドバイス通り修正してようやく通りました。易が当たっていたということなのでしょう。

ASK アクティブシニア交流会さんのパソコン・スマホ勉強会の講師の仕事と重なってしまったので、今日Annual Self Classification Reportを提出したり、クライアントさんにAppleから聞いた運営上の注意点などをお伝えして、ようやく納品が完了しました。

昨年からアプリを三タイトル申請してきたのですが、それらはすんなり通りました。

もしかして最近Apple社内の規定が厳しくなったのか、それとも今回のアプリのコンセプトが社会的に注意を要するものだったのか。どちらにしろこちらでは分かりません。審査というのは、何度提出しても緊張してしまいます。

しかし昔ゲーム開発会社にいた頃を思い出してみると、家庭用ゲーム機用のタイトルを申請する際の緊張は、今の比ではなかったです。

受講者の方の行動を見て、私自ら自由な発想を制限しているような気がしてきました

今日はASK アクティブシニア交流会さん主催のパソコン・スマホ勉強会の第3回目でした。

会場がこの日しか予約できなかったのでしょうがないのですが、9日の第2回目といい、お盆の最中なので参加される方が少ない。

それでも参加していただける方がいるだけありがたいです。

今日はスマホで写真を撮ってもらって、画像編集の基礎をやりました。

サイズを縮小したり、色味を明るくしたり、クルマのナンバープレートをぼかしたり。

編集には、インストールしなくていいWebアプリのPixlr Editorを使いました。

サイズを縮小したあとちょっと脱線して、Google Keepにその写真を読み込んで、写真に写っているテキスト抽出をやってもらいました。

Keepに写真を取り込んでテキスト抽出をやっておけば、以前やったようにGoogleドキュメントはKeepと連携しているので、抽出したテキストを組み合わせて文章が作れることをお伝えしました。

すると受講者の方から「Keepのアイコンが表示されない」という質問が。

よく見ると、その方はGoogleドキュメントではなくWordを起動されています。

帰省した人たちを見ていると自分が帰省していた頃を思い出します

今日は買い物があったので、夕食の買い出しは少し離れたスーパーに行きました。

大きなスーパーで、広い駐車場にクルマがいっぱい停まっています。

お盆期間のせいか品揃えも普段とは違っていて、お供えするお花や果物の他に、大勢で食べるための唐揚げやソーセージなどが詰まったオードブルがズラッと並んでいました。

お客さんも、シニアの母と娘のような、いつもはあまり見かけない組み合わせが多かったように感じました。

福岡は、帰る実家のあるほうになるんでしょうね。

まあ上京という言葉は、東京か大阪に行くときくらいしか使わないような気もするので、東京と大阪以外は、すべて「帰る実家のあるほう」のような気もします。

昔東京に住んでいたとき、盆や正月は帰省ラッシュで激混みなので、少し日をずらして帰っていました。

大晦日に新宿で飲んだときは、いつも人で溢れている街にそんなに人がいなくて驚いた記憶があります。

私は学生の頃から東京に出ることに憧れていました。

集団就職という言葉があるくらいですから、高度経済成長時代から若者には同じような意識があったんじゃないかと思います。

私の親戚の叔父さんたちも、ほとんど東京か大阪で就職して家庭を持っています。

落ち着いてきたせいか日々の変化や去年との違いを意識できているような気がします

今年より去年の方が猛暑日が多かったような気がします。

自分も親も、もう少し暑さにバテていたような。

暑さ以外にも、ゲリラ豪雨とか地震とか台風とか、もう少し自然が荒れていたような気がします。

もちろん気がするだけで、データを比べてみたわけではないので、間違っているかもしれません。

ただ、ここ数年は例年との違いを何となく認識できているように感じています。

それは毎日ブログを書いているからなのかもしれませんし、易経を覚えるために毎日その日を占っているせいかもしれません。

それに先程思い付いたのですが、数年前から、やることとやらないことを選んできた成果が出ているような気もしています。

私は子供の頃からいろいろなことに興味があるというか、あっちフラフラこっちフラフラと、興味に任せて何にでも首を突っ込んできました。

私と同じような人はたくさんいると思うのですが、始末が悪いのは、一つのことを続けて成果を出したいという欲求もあるんですね。

なのである時期から、まとまった時間を使うもので、自分のやりたいことと関係性が低いものはやらないように決めました。

HSPにとって瑜伽行唯識派の思想は最適なんじゃないかと思います

今日、以前読んだ服部正明/上山春平共著「仏教の思想 4 認識と超越<唯識>」(角川文庫ソフィア文庫)の著者お二方の対談部分を読んでいました。

私にとっては難しい本なので、二、三度読んだだけでは頭に入りません。

すると次のような箇所に目が留まりました。

「服部:ええ。ですから、唯識の思想体系は瑜伽行-ヨーガの実践と深い関連を持っています。
上山:その点ですが、中観では瑜伽行というのは正面に出てこないでしょう。
服部:「般若」の知恵は瞑想によって得られるのですけれども、中観の哲学には実践的な契機が表面にあらわれていませんね。 (中略) 空を現実の心に対置することによって、現実の心は汚れているもの、煩悩をもつものとしてとらえられ、そこから空を主体的に追及する立場、つまり瑜伽行の実践が生まれてきます。六識に常に伴っている自我意識や、その根底にある潜在意識としてのアーラヤ識は、そういう実践的関心から自覚されてきたのだと思います。」

確かに以前中観の解説書を読んだとき、実践を説いているところはあまり見かけなかったように思います。

あえてこのようなことを意識すると、ふとHSP(Highly Sensitive Person)のことを思い出しました。

ITの勉強会で変な操作をされている方を見ると自分も同じだろうなと思ってしまいます

ASK アクティブシニア交流会さん主催のパソコン・スマホ勉強会は、ITが苦手であったり、基礎を知りたいと思っていらっしゃる方が参加されます。

なので練習として何か操作をしていただく際に、手間取っている方をみると、やはり一般的な操作方法をされていない場合が多いです。

今日もGoogleスプレッドシートのセルに文字が入力できないとおっしゃる方がいたので、拝見してみると、日本語変換の際にスペースキーではなく変換キーを押されていました。

押した直後に候補の単語が出てくるのですが、どれかを選んでクリックしても入力されません。

このような操作は上手く行くソフトと行かないソフトがありそうですので、スペースキーを押して変換するようにしてくださいとお伝えしました。

もうひとつ印象に残ったのは、普段はガラケーを使っている方なのですが、せっかくパソコン・スマホ勉強会を受講するので、知人からもらったスマホをタブレットとして使うために持ってこられた方。

どうすれば使えるようになるのか分からないそう。