最初にメールの設定をすればあとは忘れていいというのがちょっと怖いです

移行したくないと思う大きな理由は、昔やったメールの設定方法を忘れているというのがあると思います。

メールの設定は最初にやったらそれで終わりです。

自分でやったのか人にやってもらったのかさえ忘れている方もいます。

私の知っている方はまさにそれで、以前○○○.comというドメインを取得して、知人に会社のホームページを作ってもらったことがあるんですね。

そのとき、そのドメインとサーバーを使ってOutlookにinfo@○○○.comというメールアドレスを設定して(もしくは誰かにやってもらって)、名刺にもそのメールアドレスを印刷した。

何年かあとに、別のドメインでホームページを作りなおしたんだけれども、info@○○○.comは名刺にも印刷しているし、お客さんにも知られているメールアドレスだからとそのままにしていました。

あるときサーバー代という名目で請求書が来たとき、info@○○○.comというメールアドレスを設定するためだけに、このサーバーを使っていたことを思い出したんです。

Outlookは他に移行したくないソフトの筆頭のような気がします

私の知り合いやお客さんで、MicrosoftのOutlookというメールソフトを使っている方が結構いらっしゃいます。

たまたまだとは思いますが、それほど仕事でパソコンを使わない方だったり、ITを積極的に活用する必要のない方だったりします。

もちろんOutlookは使いやすく豊富な機能を持っていますので、何の問題もないと思っています。

私はずいぶん前にOutlookからGmailに変えたのですが、そのきっかけは、ハードディスクが壊れたときに環境を再構築するのが面倒だったからです。

このようなときWEBメールだと再構築する必要はありません。

しかし当時のことを思い返してみると、Outlookで特に不便も感じていませんでしたので、ハードディスクが壊れなければその後もしばらく使い続けていたと思います。

仕事も忙しかったですし、別のメーラーをわざわざ覚えるのがかったるかったというのもあります。

同じような理由でWordやExcel、PowerPointを使い続けている方も多いですよね。

無料で使えるGoogleのG Suiteや、オープンソースのオフィスソフトがあるにも関わらず。

高齢になって対応できるように現役のうちに新しいものに触れられたらいいのですが

昨日書いたような父の状況を見て、ちょっと考えてしまいました。

父が退職する前後の頃に使っていたワープロがたまたまワープロ専用機で、その父が高齢者になったときにそれが壊れてしまったら、もう手に入らない家電なんですよね。

これからワープロを使い続けて行こうと思ったら、ワープロ専用機で違う機種の中古を探すか、新しくパソコンを覚えるかくらいしかありません。

どちらにしろ、この年でそうなってしまったら新しい機材への対応は難しいと思います。

自分の場合も今はパソコンが扱えていますが、高齢者になって同じような状況になったとき、私は対応できるのでしょうか。

ASK アクティブシニア交流会会員の方の平均年齢は70代とお聞きしているのですが、西村会長を始め役員の方はITにとても興味をお持ちで、勉強会なども定期的に開いていらっしゃいます。

ということは、まったく新しい入力/表現装置が誕生してパソコンに取って代わっても、私がまだ70代ならば対応できるのかもしれません。

一方で、父がASK会員の方と同じ70代のときパソコンに興味を持って覚えようとしていたかというと、その気はなかったから今に至るわけです。

四半世紀以上前のワープロが今でも使えていたことに驚きました

父が使っていたSHARPのワープロ「書院」の液晶がほとんど見えなくなった、ということで修理できるか調べてみました。

確か10年くらい前にも、同じ症状で液晶を取り替えてもらった記憶があります。

すでにメーカーでの修理は受け付けていませんでしたので、ワープロ修理専門店にお願いしました。

当時でさえ「書院」というワープロはずいぶん昔の製品というイメージだったので、修理ができることに驚いたものです。

今回複数のワープロ修理専門店に確認しましたが、やはり液晶が入手不可ということで修理はできないとのことでした。

中古ワープロ販売店には、この機種より少し新しい年代のものならば在庫があるとのこと。

父が操作に慣れることができるかということも考慮する必要があるので、どうするかしばらく検討したいところです。

SHARPのホームページ「書院シリーズ、アイプリメーラ 補修用性能部品の保有期限」によると、この機種の発売年月は1992年と書いてあります。

Windows 95どころかWindows 3.1の時代です。

宗教と科学が対立したものではないことが理解できそうです

昨日は、自然科学の分野に大きな功績を残したニュートンやライプニッツが錬金術にも興味を持っていたことから、「多分この時代の人は、神と科学が共存していたんだと思います」なんてことを、したり顔で書きました。

しかし、今日そのようなことについて書かれた本がないか探してみたら、たくさんありました。昔からよく知られたことなのでしょう。恥ずかしい・・・。

忙しいのに、お手軽なところで文庫と新書を一冊ずつ買ってしまいました。ちょっと読みかじってそのあと積読になりそうです。

文庫の方は、私の大好きな数学者でエッセイスト、森毅さんの「魔術から数学へ」(講談社学術文庫)。

新書の方は、芥川賞作家で宗教にも造詣が深い三田誠広さんの「ダ・ヴィンチの謎 ニュートンの奇跡」(祥伝社新書)。

そのうちこのブログで書くことがあるかもしれません。

読者のレビューを拝見しましたが、宗教と科学との密接な関係に驚かれている方もいらっしゃいます。

そもそも17世紀に興味を持ったのは、なぜあれほど論理的な思考を持つライプニッツが、多くの場面で当然のごとく神の影響を説いているのか、その時代背景を知りたかったんですね。

17世紀は神と科学が共存していた時代だと思います

ライプニッツを読むようになって17世紀にとても興味を持ち始めています。

この時代は、16世紀の終わりのガリレオから、17世紀に入ってデカルト、ニュートンなどが出て、機械論的自然観という近代の自然科学に繋がる思想を展開しました。

ライプニッツにも多くの実績があり、ニュートンと同時期に微分積分を確立したり、パスカルの発明した機械式計算機をさらに発展させた計算機を作成したりしています。

私がライプニッツに興味を持つきっかけとなった、コンピューターの基礎である二進法を確立したのも彼です。

その一方で、現実の世界は神が造ることのできた世界の中で最善のものであるという「最善説」を始め、さまざまな場面で神が語られます。

さらに、錬金術協会に参加するほど錬金術に興味を持っていたことなど、非常に論理的な思考と今でいうスピリチュアルな分野への関心が共存していることに、とても面白いなと思っていました。

しかしそれをいえば、ニュートンになるとオカルトを研究していたようで、特に錬金術の研究は有名のようです。

多分この時代の人は、神と科学が共存していたんだと思います。

何度聴いてもよく分からないから聴いているような気がします

今年の1月にニューイヤーコンサートに行ったことをブログに書きました。

そのときのプログラムにはビゼーの「アルルの女」組曲 第2番があり、それは中学1年のとき初めて買ったクラシックのレコードであること、40年以上聴いていないのにメヌエットやファランドールをよく覚えていたことも書きました。

メヌエットでフルートの人が息継ぎをするところや、ファランドールで輪唱のようにビオラが旋律を追いかけるところなどです。

じゃあ、なぜ40年以上も聴かなかったのかというと、レコードを買った当時、何度も繰り返し聴いてある程度曲を覚えてしまったからだと思います。

印象に残るメロディの曲とか、ドラマチックで心を動かされる曲などは、しっかりと記憶に残るので、聴き始めると記憶が曲を先読みしてしまう。なので聴く前から気分が冷めてしまう、というのが聴かなかった理由のような気がするのです。

もちろんビゼーの「アルルの女」組曲は名曲揃いで、メヌエットの美しいメロディなんて今聴いても心が震えます。

だからこそ記憶に刻み込まれるのだと思うんですね。

私が古楽を好んで聴くのは、そのようなことが少なく、同じCDを何度聴いても飽きないからです。

何がよくて古楽を聴いているのかちょっと考えてみました

以前、「中世&ルネサンス・レコーディングズ」という古楽の50枚組みCDボックスのことを書きました。

この時代の音楽は、楽器も和声も発声法も今の私たちが聴き慣れたものではありません。

ほとんどの人が日ごろ耳にするのは、バッハやヴィヴァルディのようなバロック期くらいまでの音楽で、それより前の音楽はテレビやラジオでもあまり流れません。

一般的には中世、ルネサンス、バロック期の西洋音楽を古楽と呼んでいるようですが、私はこの時代の音楽をよく聴きます。

今も外出したときはこのCDボックスの一枚を聴いているのですが、中にはいい曲だなと思うものがあって、そういうときはこのブログに書きたくなります。

今回そう思ったのは、14枚目のCD「デュファイ:世俗音楽集」の4曲目「心に痛みを抱くこの私」と12曲目「コンスタンチノポリスの聖母教会の歎き」という曲なんですが、ここで紹介しても「ああ、あの曲ね」と同意する人も、「聴いてみよう」と思う人もいないと思います。

もし聴いたとしても「どこがいいの?」と感じると思いますし、私もそう思われて仕方がないと思います。

「システムメンテナンスのお知らせ」にもひと工夫必要そうです

昨日は、「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は管理者を管理するシステムが必要なので、ちょっと複雑な構造になっているというお話をしました。

この三つのアプリは、企業や団体の代表者の方がチャットシステムの管理者となるのですが、その管理者のアカウントなどを管理するんですね。

「安心対話室」はNPO法人 心の卵さんが、「サポート相談室」は株式会社cocotamaさんが、「楽々談話室」は弊社が、それぞれ発売元として「管理者を管理する管理者」となります。

スマートフォンアプリの利用者は、自分の所属する企業や団体の代表者が管理者だということをご存知でしょうが、「管理者を管理する管理者」が誰かは意識されていないと思います。

その意味では、EAP「ここたまサポートひろば」のスマホアプリ利用者は、チャットシステムの管理者がcocotamaさんだとご存知ですので、構造としてはシンプルです。

「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は管理者を管理するシステムが必要です

三つのアプリ「安心対話室」、「サポート相談室」、「楽々談話室」は、企業内や団体内の限定された範囲でチャットをするアプリです。

アプリの特徴の一つとして、利用を申請していただいた企業や団体の代表者の方が管理者となって、パソコンの管理画面でスマホアプリの利用者を管理することが挙げられます。

「安心対話室」と「楽々談話室」は管理者が利用者のユーザー登録を行いますし、「安心対話室」と「サポート相談室」はカウンセリング用途のアプリのため、利用者どうしでチャットをすることはなく、管理者と利用者が1対1でチャットをします。

EAP「ここたまサポートひろば」に含まれるチャットアプリにも管理者がいますが、それは株式会社cocotamaさんが担当しますので、契約した企業や団体は代表者を立てる必要はありません。